JAA News April-October 2020

10月 31, 2020

会長からのメッセージ

皆様へ、

新型コロナウイルス感染拡大による自宅待機により、社会全体がロックダウンして、半年以上が経ち、COVID-19は多くの人々、企業、組織(JAA等)に大混乱を引き起こしましたが、ほとんどのメンバーが元気であること大変嬉しく思っています。私たちは、すべてのJAAでの行事を中止せざるを得ませんでした。

しかし、この危機は、私たちが、コミュニティに奉仕するいくつかのユニークな機会を与えてくださいました。その一つが、プロジェクト弁当です。孤立し、一人暮らしをしている高齢者に奉仕するためにボランティアをする素晴らしい機会でした。

そして、最近終えた、秋のヘルス・フェアです。プログラムの半分以上をオンラインで行い、日本やオーストラリアなどからの参加があり、私たちは驚きました。

2020年12月4日に、私たちにとりまして、今年唯一の募金活動をヴァーチャルGALAとして行います。この募金活動を成功させ、JAAの危機を乗り越え、将来を築いて行きたいと思っています。ご支援の程お願い致します。
冬の到来とCOVIDの下での将来の健康への不安の中、皆様の、安全とご健勝をお祈り致します。

心をこめて スーザン大沼

ヴァーチャルJAA113周年記念晩餐会

今年の晩餐会はCOVID-19の中、バーチャルGALAと致します。12月4日(金)午後7時から8時まで、YouTubeで行います。JAA功労賞はプロジェクト弁当に貢献しました吉田レストラングループ(サンライズマート等を経営)、伊藤園ノースアメリカとスーザン・宮城・マッコーマックさん(プロジェクト弁当の委員長)です。バザー等での募金活動ができない今、JAAにとりまして、JAAの将来がかかっている大きな募金活動です。招待状が近日中に届くと思います。ご支援の程、お願い申し上げます。

コロナ禍が築いた支援の輪 JAAプロジェクト弁当

COVID-19により、Stay at Home order /自宅待機により、すべてのお店やいろいろなプログラムが閉鎖されました。シニアが楽しみしていたJAA敬老会や友人とも会えない事態に、好田レストラン・グループ(サンライズ・マート等経営)と数人の方々からの提案を受けJAA『プロジェクト弁当』委員会が発足、5月4日から、毎週配達を始めました。月曜日はマンハッタンとブロンクス、木曜日はクイーンズとブルックリンのシニアと障がい者の方に、毎週180個のお弁当を配達してきました。ニューヨーク市の再開が進むにつれ、7月と8月は2週間間隔になり、9月・10月は一回で、イザベラへの配達を合わせますと約3000個の弁当を配達しました。

ニューヨーク総領事館山野内勘二大使のご支援で、嶋泰宏公邸料理長と堤省吾副料理長が100食のお弁当をイザベラハウスに届けました。7月30日にはJAAが毎年行う土用の丑の日敬老会の代わりに、プロジェクト弁当としての土用の丑の日鰻弁当配達を、ジャパンソサエティ(ジョシュア・W・ウオーカー理事長)の支援をいただき、実現しました。ウオーカー理事長からのメッセージ、伊藤園のお茶、ボランティア作成のマスクをBentOnの鰻弁当に添え、配達しました。多くの感謝のe-mail やカードが届きました。そして、9月21日は日本の敬老の日に合わせて、敬老の日プロジェクト弁当を米国三井財団基金の支援で行いました。ニューヨーク市外の方も、JAAでお弁当をピックアップできるようにしました。

このプロジェクト弁当は、NY総領事館をはじめ、いろいろなレストラン、そして60人以上のボランティア(電話係、弁当配達係)の協力を得て、行っています。ニューヨーク市に住む日本人、日系人が協力して発足したプロジェクトです。参加しているボランティアは職種も所属団体も違いますが、 シニアやヘルプを必要としている人々への支援が、今必要と思い、志願して集った方々です。

さらにサンライズ・マートギフト券50枚(家族・個人、総額4940ドル)を、コロナ危機で経済的に困っている方々の支援として、お送りしました。

プロジェクト弁当参加レストランと食料の提供者

サンライズ・マート、BentOn、伊藤園ノースアメリカ、ダイエイ、NY総領事館、別荘、和参(櫻井覚三郎シェフ)、シェフ町田勝利、Takumen LIC、ライス・ファクトリー、ジャパン・ソサエティー、米国三井財団基金とTIC Group -茶庵

プロジェクト弁当実行委員会は、委員長:スーザン・マコーマックJAA副会長、委員:スーザン大沼JAA会長、スキ・寺田・ポーツ、ジュリー・アズマ、ユキ・金重JAA副会長、マイク・石井連帯ツル委員長、池上なつこさん(プロジェクト弁当発起人)、吉田絵里奈さん(吉田レストラングループCOO)と野田美知代事務局長。

ニューヨーク市の再開に合わせ、プロジェクト弁当を行っていきます。ボランティアの名前は下部に掲載しました。献身的なボランティアの支援なくして、このプロジェクトはできません。15歳のボランティアも真夏の華氏90度の中、デリバリーをして下さいました。ありがとうございました。

 

ボランティアによる手作りマスク3000枚

日系人会・JAAの有志、日本国総領事館、補習校同窓会、JETプログラム同窓会、NY日米ライオンズクラブの協力でマスクの制作が始まり、3000枚近くが集まりました。清水広子さんは1000枚以上のマスクを作りました。マスクはプロジェクト弁当の配達時やハーレムにあるFood Bank For New York City、The Bowery Mission, Coalition for the Homeless, Inc.等でも配布されました。手作りマスク・ボランティアの方々の氏名、配布先は下部をご参照ください。

9.11ボランティア活動で、いつもはFOOD BANK やBowery Missionでボランティアを企画しますが、今年は出来ませんでしたので、マスク作りと鶴の折り紙を折り、FOOD BANKに届けました。

Jane & Mark兄妹(写真右)は、母親の指導で、夏休みから現在もボランティアでマスクを作っています。すでに大人用、子供用300枚以上作りました。スヌーピーなどの絵柄もあります。ありがとうございます。

第50回JAA奨学金/第14回本庄奨学金 記念ビデオで祝福

6月2日午後6時から、市内ハーバードクラブで50周年記念JAA奨学金と第14回本庄奨学金授与晩餐会を予定していましたが、COVID-19の感染拡大により開催ができませんでした。

今年の50周年記念JAA奨学生募集は、5月4日で締め切り、5月中旬選考委員会を開催、この秋から大学に進学する15人の学生に、総額7万7000ドルとANA日本往復航空券が2枚が授与されました。そして、6人の大学院生に、本庄国際奨学財団から総額3万ドルの奨学金が授与されました。受賞者のリストは下部をご覧ください。

50周年を記念しまして、ビデオを作成しました。山野内勘二大使、茅野みつる委員長、大沼会長のメッセージと、過去の受賞者を代表して五嶋龍ヴァイオリニストからのメッセージ、今回の受賞者を代表してMUFG奨学金受賞者の山口茜さんと本庄奨学金受賞者の苅尾ちさとさんが受賞の喜びと感謝の言葉を述べました。

JAA奨学金選考委員長は、茅野みつる伊藤忠インターナショナル社長と村瀬悟JAA副会長、選考委員は越和夫三菱UFJFG常務執行役員、加納麻紀 &ウェンディー・タカヒサJAA理事、ロナ・タイソン伊藤園ノースアメリカ副社長、スーザン大沼JAA会長

本庄奨学金選考委員長は、ゲーリー森脇名誉会長、委員はスーザン大沼会長、ジュリー・アズマ、佐藤貢司、竹田勝男JAA副会長

The celebratory video link to share is: https://vimeo.com/424951369

恒例メモリアルデー墓参会

1912年から絶やすことなく

初夏を感じる5月25日メモリアルデーの恒例の日本人墓地での墓参会を、コロナ危機の外出規制の中、クオモ知事の10人以下での宗教行事は許可で、急遽開催しました。アール池田和尚の読経の中、献花をしました。池田和尚は、今の事態で、1912年から続く墓参会を絶やすことなく、先駆者への感謝と敬意を表すことができたことは、大きな意味ですと述べられました。参加者はこの墓参会のあと、近くのJAAの創設者である高見豊彦先生の墓地にお参りしました。

参加者はNY仏教会アール池田和尚、大橋建夫NY総領事館領事部長、竹田勝男JAA副会長&野田美知代JAA事務局長、ライオンズクラブ・三木伸夫さん、原茂桂正&和美夫妻、ニューヨーク育英学園岡本徹校長&上妻雅浩事務局長。参加者の多くは、式の前に、日本人墓墓碑の前を掃除して、花を植えました。

「秋のヘルス・フェア」オンラインで開催
COVID-19パンデミックで多くのJAA行事が
キャンセルに

高齢者問題協議会

「第12回サクラ・ヘルス・フェア」は50のプログラムを組み、フライヤーも出来あがっていましたが、COVID-19感染拡大にて中止となりました。「COVID-19の今、健康で、安心したニューヨークライフを送るために」をテーマに、秋のヘルス・フェアを、9月10日(木)から10月4日(日)まで、ZOOMやYouTubeのオンラインや電話等で30のプログラムを組み、開催しました。多くの講演会がZOOMで行われる為、ヘルスフェアの初日、ZOOMの使い方ワークッショップを数回行い、多くのシニアがZOOMの使い方を習得しました。日米の高齢者福祉の情報、年金や遺言、介護、日本帰国、認知症の予防やエクササイズ、医療費の問題、妊婦さんの懇談会、リトミッククラス等オンラインで行い、子供から大人まで、また、海外や、フィラデルフィア、ボストン、ワシントンDCなどからも参加があり、1091人が参加しました。

恒例の下記行事はCOVID-19により中止

■第35回JAA外務大臣杯軟式野球大会
■9月28日予定の第27回JAAチャリティーゴルフ大会
■毎月のJAAホールでの敬老会
■夏フリーマーケットと秋のバザー
■ソーシャルサービス:COVID-19にて、今年の敬老会は開催できません。毎月の相談室は電話相談という形で、開催します。
★5月に予定していましたニューヨークで活躍する日本人・日系人美術家展覧会2020は12月までに開催を検討中

日本の豪雨・台風被災地支援

この7月に発生の熊本豪雨に対しまして、被災者支援団体くまもと災害ボランティア団体ネットワークに2万ドルを2016年熊本・大分地震救援基金から送りました。そして、現在、ニューヨーク山形県人会が中心となり最上川氾濫被災地への募金活動を行っています。
JAAには日本洪水・台風救援基金があります。今までに、岡山、長野の被災地を支援してきました。

 

オンライン秋のJAA日本語教育研修会

10月3日(土)、秋の日本語研修会をZOOMで行い、50人以上の参加者があり、盛況に終わった。ニューヨーク市立大学 兼 クラークスタウン学区の齋藤和子先生の「オンライン日本語教育の可能性と今後の課題ー中高そして大学の教室から」というテーマで 講演があった。参加者の多くは 9月からオンラインで教えていて、わからない事も多く、このテーマに強い関心が見られた。オンラインの授業でも、教室での授業と変わらない面があるという事、また何を変えればいいのかという話があった。クラスで使えるアプリ、評価のしかたなどは役に立つ情報だった。コロラド、ナッシュビルなどからも参加があり、有意義な会となった。

JAA日本語教育委員会 委員長 小玉修子

JAAビジネス・ウーマンの会

10月10日ウェビナー講演会 ジャーナリスト津山恵子さんが「米国大統領選とコロナ危機」について講演をしました。大変好評で161人の申し込みがありました。両大統領候補の政策の違いや、新型コロナ対応の現状を詳しく解説されました。収益金の2012ドル50セントは JAAの活動に寄付されました。
★津山さんは11月13日、「アメリカ大統領選挙直後に徹底解説」を行います。 連絡先: JAA Office or www.jwb-ny.org

佐々木健二郎 & 佐々木洋子ご夫妻帰国

55年間のアメリカ生活を終えて、10月9日日本の仙台に帰国されました。帰る前日、JAAを訪問され、2万ドルのご寄付をJAAへされました。

佐々木健二郎さんは1936年、仙台市生まれ。1961年、東北大教育学部美術科卒業。1966年、メキシコ・インスティチュート・アジェンテ卒業、MFAを取得。東北生活文化大学非常勤講師(1981~1996)やニューヨーク日本クラブ・カルチャー講座講師(1991~2004)を勤める。NYアートスチューデンツ・リーグ「世界の青年美術家展」(NY)、ブルックリン美術館「全米版画展」(NY)等に出品。その他、ニューヨーク、東京、京都、仙台などで個展を開催しました。「アメリカ絵画の本質」「米国クラシック音楽ガイド」「日本文化ニューヨークを往く」「これがアメリカの現代アートだ」など著書多数。

佐々木洋子さんは1985年にJAAに入会、1990年から、敬老会でのボランティアをはじめ、ボランティアのまとめ役として貢献し、1996年にJAAの理事に就任し、「ニューヨークで活躍する日本人・日系人美術家展」の実行委員長として活躍されました。ご夫妻は長年に渡り日本人コミュニティへ貢献してきました。ご多幸をお祈り申し上げます。

訃報

津布良正 Tad Tsufura
津布良氏は日本から移住した仏教伝道師の父と教師であった母の元に1930年9月17日、ロサンゼルスで3人兄弟の末っ子として出生。第二次大戦時にアリゾナ州の日系人収容所に強制収容、津布良氏は12歳であった。51年から53年まで朝鮮戦争に従軍する。除隊後、クリーブランド州カレッジにて化学工学を学び、ニューヨーク市の数学教師となる。16年間教鞭をとり、1967年にはグリニッチビレッジのPS41学校長及び23校を統括するNY市第3地区デュプティー・スーパーインテンデッドに初めてのアジア系米国人として就任し、1988年に引退する。日系人の強制収容の不当と賠償を求め、公聴会で訴えてきました。(1988年日系アメリカ人補償法が成立しました。)3月29日にクイーンズのマウント・サイナイ病院で亡くなりました、享年89歳。

木村リリアン Lilian Kimura
JACL(米国日系市民協会)の女性初の会長を1992~94年に努めた木村さんはカリフォルニア州生まれ、13歳の時に家族と共にマンザナに強制収容されました。戦後、シカゴに移住、イリノイ大学で社会福祉学を習得後、YWCAに職を得ました。その社会貢献が認められ米国および日本政府から数々の叙勲をされています。4月23日享年91歳で永眠されました。

 

小栗ナナコ Nanako Oguri
1937年5月1日米国生れ。NYUとCCNYで学び、NYの公立学校の教師として35年間勤務。引退後はセラピストとして活躍する。ナナコさんは、JAA創設者である高見豊彦先生の娘、ミツ・高見・クラハラさんのニューヨークに住む従姉。社会福祉ボランティア活動にも積極的に参加しました。5月5日に享年83歳で永眠されました。

 

一戸小枝子 Saeko Ichinohe
1968年フルブライト財団の留学生として来米し、70年に「サエコ・イチノへ・ダンス・カンパニー」を設立し芸術監督・舞踏家・振付家として活躍。米国人の日本芸術への関心を高めた貢献に対し「外務大臣賞」を受けました。5月7日市内の施設で84歳の人生を全うされました。死後、一戸・堀重奨学金をJAAに設立しました。

 

内山綾子 Ayako Uchiyama
日本人ダンサーの草分けとしてニューヨークで活躍した内山さんは1925年札幌市生れ、6歳からダンスを習い、アイヌの伝統儀式「イヨマンテ」を現代風にアレンジして公演し北海道から文化奨励賞を受けました。57年に渡米「マーサ・グラハム」に師事、64年にはジャパンソサエティとNY日本総領事館の企画で一柳彗、オノ・ヨーコ等と全米で公演。その後23年間に渡りカナダを含む全米の大学を中心に日本の伝統文化の実演と講演を開催、民間の文化大使として賞賛を受けました。近年まで「北海道ゆかりの会」「日系人会敬老会」等でも健在な踊りを披露されていました。6月24日イザベラハウスにて永眠、享年95歳でした。

岩本蘭子 Ranko Iwamoto
NY在住ジャーナリストとして多くの記事を執筆、著書も残している岩本さんはボストン大学留学後、63年に広報会社「ルーター&フィン社」でジェトロ担当責任者・上席副社長として14年間勤務、74年に独立して「ランコ・インターナショナル」社を設立、米国内での日本製品の普及に貢献しました。晩年はNY育英学園理事を務めました。6月24日、リバーデールの自宅で永眠、享年90歳。

 

飯塚國男 Kunio Iizuka
画家の飯塚氏は39年東京に生まれ、御茶ノ水美術学院卒業後、61年に渡米し、その後NYの「アート・スチューデント・リーグ」で教鞭を執る。73年にニューヨーク日本人美術家協会を設立し、会長に就任。反核・人間主義をテーマに多くの作品を残されました。98年に紺綬褒章を受章。日系人会の敬老会では毎回、低音の唄声で人々を楽しませてくれました。7月14日市内のマウント・サイナイ病院永眠、享年81歳。
8月24日、飯塚国男回顧展を、ご子息の励男さんがニューヨーク滞在中にJAAホールで開催。COVID-19感染予防ガイドラインのため入場者を制限して開催。山野内勘二大使をはじめ60人が、60年の間の作品を堪能しました。息子さんが、父のズボンの左ポケットには歌謡曲の歌詞が入っていましたと話されました。いつも敬老会で歌う歌の準備をしていたのでしょう! もう一度、長崎の鐘をききたいと筆者は思いました。

佐藤登 Noboru Sato
1989~90年に日系人会戦後14代目の会長を務めた佐藤氏は新潟県長岡市生まれ。中央大学法学部を卒業後1952年に渡米しUCLAに入学。54年NYへ移住、56年に日本からの輸入製品を販売する「AZUMA」、加えて60年には「アサヒトレーディング」を創業。58年に菊枝さんと結婚し3人の子息(長男の佐藤貢司氏は現日系人会副会長)を授かる。日本製品を米国に広めた功績に対して96年に勲五等双光旭日章を受章。NY育英学園顧問、中央大学NY白門会名誉会長等も務める。7月31日、自宅で亡くなりました。享年96歳。

ご冥福をお祈りいたします。

 

The Recipients
the 50th Anniversary JAA Scholarship Awards

●MUFG Scholarship ($10,000 plus Round Trip Air Ticket to Japan, courtesy of All Nippon Airways)
AKANEH WANG, Bronx High School of Science, Princeton University
●JAA Murase Scholarship ($7,500)
SAMUEL GENTA IGARASHI BURNS, Staples High School, Indiana University Bloomington
●Dr. Soji Tomikawa Scholarship ($7,500)
RINA FELICIA HISAJIMA, Hunter College High School, Cornell University
●Dr. Tatsuji Namba Scholarship ($6,000)
SUMIKA IIJIMA , Bronx High School of Science, Boston University
●Delta Air Lines Scholarship ($5,000)
MIA PADBERG, Montclair High School, Northeastern University (Born NY NY)
●John & Miyoko Davey Scholarships($5,000×5 =$25,000)
AIKO LYDIA GERRA, HS of Math Science & Engineering, Cooper Union Univ Engineering
HELENA OIWA, Brooklyn Technical High School, Cornell Univ Engineering
KAORU ESTHER OKAMOTO, Alger Independence HS, Agnes Scott College
CHRISTOPHER SHOGO TSUCHIYA, Scotch Plains Fanwood HS, New York University -Stern
NATALIE NATSUMI YUGE, Hicksville HS, Stony Brook University
●Orient Corporation of America Scholarship ($5,000)
KAREN MOGAMI, Fiorello H LaGuardia HS, Vassar College
●Ichinohe・Horishige Scholarship ($5,000)
MEI CECILIA GELLER, LaGuardia HS of Music & Art and Performing Arts, Princeton University
●TV JAPAN Scholarship ($3,000)
ALEXANDER JOHN GILSON, Bronx High School of Science, Binghamton University
●Ambassador Shinichi Nishimiya Scholarship ($2,000)
HANA NATALIE KROUSE, Pleasantville High School, John Jay College of Criminal Justice
●ANA Japan Travel Scholarship ($1,000 plus Round Trip Air Ticket to Japan)
SARA SAWANISHI HISHINUMA ,Choate Rosemary Hall, Cornell University

 

14th JAA HONJO Scholarship Awards

FOR GRADUATE STUDENTS (Total $30,000)●Yeuk Angelo Wong ($4,000)
Ph.D candidate at Columbia Univ Dept East Asian Languages and Culture;
Undergrad Univ of Hong Kong Focus on Japanese folklore
●Christopher Yuji Shimamoto ($6,000)
Student at Columbia Univ. School of International and Public Affairs (SIPA);
Undergrad Univ of Pennsylvania Interest in strategic issues in northeast Asia
●Julian Richardson ($6,000)
Columbia Business School & SIPA; Undergrad Univ of Penn.
Focus on international finance
●Chan Yong Bu ($4,000)
Ph.D Candidate Princeton, East Asian Studies; Undergrad Yonsei University
Focus on Japanese metallic toys, steel as a medium of exchange among the US, Korea and Japan
●Masatoshi Honda ($4,000)
Ph.D Electrical Engineering candidate Columbia Univ School of Engineering;
Undergrad Univ of Tokyo. Focus on biomedical engineering,
founded a biotech startup
●Chisato Kario (6,000)
Studying at SIPA; Undergrad Keio Univ
Focus on reducing world poverty and promoting gender equality

PLEASE HELP JAA CONTINUE TO SERVE THE COMMUNITY IN THESE TRYING TIMES DONATE AT www.jaany.org

Project Bento Volunteer List

Deliverers:
Dr. Yuzuru Anzai, Eiko Aono, Hikaru Aono, Dr. Maria Benedetto-Anzai, Yuichi Chimura, Noriko Furuhata-Taylor, Jen Green, Kazumi Haramo, Yoshimasu Haramo, David Hiromura, George Hirose, Hatsue Honda, Stan Honda, Yuji Horimoto, Kaoru Ikeda, Natsuko Ikegami, Taeco Ishida, Mike Ishii, Tadayuki Ito, Rich Kameda, Justin Katayama, Iwao Kato, Shizuko Kato, Hiroshi Kishiro, Eri Kurobe, Ann Levin, Kumiko Makihara, Taro Makihara, Kiyo Matsumoto, Tsuneko Mitsunaka, Mari Morimoto, Gary Moriwaki, Mika Murai, Atsushi Muramoto, Kenji Nakano, Naomi Niwa, Suzanne Okada, Peter Rozie Jr., Earl Shimabukuro, Ricki Shimabukuro, Noriyasu Shimano, Aiko Shimizu, Hiroko Shimizu, Michi Tahara, Anneliese Kazumi Takeshige, Dr. Matsuko Takeshige, Casey Taniguchi, Rob Taylor, Nina Theisen, Leo Theisen, Kazushi Udagawa, Joey Vetrano, Megumi Vogelmann, Tom Vogelmann, Motoe Yakiyama, Tomiko Yazawa, Tsuya Yee, Erina Yoshida, Monica Yuki, and Taro Zimmerman

Isabella House: Mary Ito, Keiko Nakano, Kazuyo Wilder

Callers:
Eiko Aono, Namie Appelbaum, Uyanga Ayar, Minako Bremar, Mana Hashimoto, Loy Hashimoto, Rev. Earl Ikeda, Kaoru Ikeda, Natsuko Ikegami, Ania Ishizaki, Antoinette Jones, Naoko Kagawa, Fred Katayama, Sandra Kenny, Toshiko Kobayashi, Yuko Kobayashi, Dorothy Kolev, Sumi Kubota Kanter, Kaoriko Kuge, Eri Kurobe, Satomi Lore, Chiemi Machida, Miwa McGuinness, Migiwa Miyajima, Mari Matsumoto, Naomi Miyakita, Naomi Mizoguchi, Atsuko Nakajima-Healy, Michiyo Noda, Chie Onodera, Susan Onuma, Miho Sakai, Mina Taguchi, Yuko Takagi, Mariko Uyabu, Akiko Yamamoto, Emi Yamasaki, and Tomiko Yazawa

Very special thanks to Dr. Joshua Walker and his staff at Japan Society for sponsoring Eel Day Keirokai on July 30 and Mitsui USA Foundation for sponsoring Keiro no Hi on September 21.

Mask Volunteers:

Nancy Alexander, Eiko Aono, Hikaru Aono, Namie Appelbaum, Yoko Ebihara, Akiyo Furukawa, Midori Goto, Yuji Horimoto, Takako Imura, Marc Iyeki, Toshiko Kobayashi, Chizuko Korn, Priscilla Li, Yoko Katsumi Michaud, Tsuneko Mitsunaka, Keiko Nakano, Miho Negrao, Kyoko Ohnishi, Teresa Saito, Hiroko Shimizu, Toshiko Suzuki, Mina Taguchi, Michi Tahara, Akemi Takeda, Rie Taniguchi, Lisa Tashiro, Mayumi Tsuchino, Keiko Tsuyama, and Tomoko Watanabe

We also had an anonymous donor in Japan who sent us 500 masks.

Without your efforts, we would have been unable to do this.
Happy Project Bento! Thank you very much!

Project Bento Committee