コンテンツ

  1. 2023年度名誉役員、役員、理事および各委員会委員長
  2. JAA移転完了!
  3. 第15回 サクラヘルスフェア
  4. 第18回日系人会桜まつり
  5. 3.11ボランティア活動
  6. 新年賀詞名刺交換会
  7. 日本クラブ新年シニア会
  8. フレッド・コレマツの日
  9. JAA書道教室の活動
  10. JAA 春の日本語教育委員会
  11. JAAビジネス ウーマンの会
  12. 第38回JAA外務大臣杯軟式野球大会
  13. 日本からの高校生を迎えて
  14. 第53回 JAA奨学金授与晩餐会
  15. 会費更新と緊急連絡先の登録
  16. 高齢者のための防犯ガイドブック
  17. ソーシャルサービス
  18. 訃報
  19. 日系人会の顔 畑 Judith 節子さん

2023年度 名誉役員、役員、理事および各委員会委員長

年次総会理事会を2月22日、オンラインで行いました。例年はJAAホールで新年会と一緒に行われますが、COVID-19とJAAが新会館5階に移転したことで、オンラインで開催しました。

佐藤貢司会長が会長としての2期目の所信を述べ、長谷川久美子理事が2022年度の会計報告を行いました。その後、今年度の役員・理事、各委員会の委員長と名誉役員の紹介・承認を行いました。

名誉役員

  • 名誉顧問:森美樹夫大使(在ニューヨーク日本国総領事館総領事)
  • 名誉会員:上野佐有(ニューヨーク日本商工会議所会頭)
  • 和田知徳(日本クラブ会長)
  • 終身顧問:江見啓司、木曽敏夫、ゲーリー森脇
  • 名誉理事:小野山弘子、大島襄、スキ・寺田・ポーツ
  • 名誉会長:スーザン大沼

役員

  • 会長:佐藤貢司
  • 副会長:安西弦、ジュリー東、デビッド広村、本間俊一、石田圭子、
  • 伊藤リキ、岩原誠、金重由紀、スーザン・マッコーマック、満仲恒子、
  • 村瀬悟、カマール・ラマニ、竹田勝男
  • 主事:石塚信久
  • 副主事:ジュリー東
  • 会計:長谷川久美子
  • 副会計:下村昌樹

理事

  • 安西弦、ジュリー東、ブロディ愛子、タック古本、長谷川久美子、
  • デビット廣村、ジョージ廣瀬、本間俊一、石田圭子、石塚信久、
  • 伊藤リキ、岩原誠、金重由紀、加納麻紀・レーカラス、加藤恵子、
  • 加藤脩治、小玉修子、スーザン・マッコーマック、満仲恒子、
  • ゲーリー森脇、村瀬悟、野田美知代、大石公彦、岡本徹、スーザン大沼、
  • カマール・ラマニ、坂本徹、佐藤貢司、下村昌樹、田原ミチ、
  • ウエンディー・タカヒサ、竹田勝男、柳澤貴裕ロバート、以上33名

各委員会委員長

  • 企画・財務:岩原誠、スーザン大沼
  • メンバーシップ:村瀬悟(法人会員)、ジュリー東(個人会員)
  • コミュニケーション:JAA News、スーザン大沼(英語)、野田美知代(日本語)
  • Website, Brochure, and Face Book:金重由紀
  • アーカイブス:野田美知代
  • オーラルヒストリー:ジュリー東
  • ソーシャルサービス(敬老会):伊藤リキ、安藤弦
  • JAA奨学金:和田知徳、村瀬悟
  • 会館管理:ゲーリー森脇
  • 法務:ゲーリー森脇、石塚信久
  • External Affairs:スーザン大沼、スーザン・マッコーマック
  • 会計監査:スーザン大沼
  • 美術展:ジョージ廣瀬、JAA事務局
  • 本庄奨学金:ゲーリー森脇
  • スポーツ&軟式野球大会:加藤脩治、カマール・ラマニ
  • メモリアルデー墓参会:竹田勝男
  • 日本語教育:小玉修子
  • チャリティーゴルフ大会:デビット廣村、田原ミチ
  • バザー&フリーマーケット:JAA事務局
  • 桜祭り:スーザン・マッコーマック
  • 邦人・日系人高齢者問題協議会:スーザン大沼、野田美知代
  • JAAビジネスウーマンの会:石田圭子、満仲恒子、長谷川久美子
  • JAAアップルキッズ:三上クニ
  • ヤング・プロフェッショナルの会:加藤恵子

特別企画

  • 七夕祭り:金重由紀
  • デジタルミュージアム・NY日本人歴史博物館:本間俊一、スーザン大沼

JAA移転完了!

1月31日に11階から5階に無事移転しました。以前のように多種多様な活動を始めました。是非、ご来場ください。

第15回サクラ・ヘルスフェア 1500人以上が参加!

第15回サクラ・ヘルスフェア

ニューヨーク日系人会(JAA)と邦人医療支援ネットワーク(ジャムズネット)共催、後援:在ニューヨーク総領事館)の、第15回サクラ・ヘルスフェアを4月8日(土)から5月6日(土)まで開催しました。

コロナ禍で定着したオンラインとJAAホールを組み合わせたハイブリッドでの開催。「安全で健康なライフ」をテーマに、ヨガや菊池体操などのエクササイズ、乳がん、認知症や骨粗鬆症など医師による講演、心のケア、医療保険、国籍・ビザの問題、終活について、子どもの日本語教育と親子クラスなど、アメリカ生活の身近なことから、習字やお茶、折り紙などの日本文化の紹介など、全年齢を対象にした充実した企画を用意しました。新しい企画提供者・団体が加わり、50以上のプログラムに1500人以上が参加しました。

第18回日系人会桜まつり 地域コミュニティと共に


八重サクラのみが満開な4月22日、第18回サクラ祭りをフラッシング・メドウ・コロナ・パークで、JAAとNY市公園課の共催で開催しました。

壮大な僧太鼓の演奏から始まり、民舞座の民舞、コルナ紗綾さんの指揮でJAAコーラスの美しい歌声、ニューヨーク沖縄クラブ/仁風会の三線、琉球踊りと歌、野点、そして、最後は地域の人々も参加して、花笠音頭を楽しみました。来賓の在NY日本国総領事森美樹夫大使とフラッシング・メドー・コロナパーク責任者アンソニー・サマ氏の挨拶があり、地域の人々も、サクラ祭りを楽しみにしていますと話していました。
今年、ジョージ廣瀬さんが、サクラ祭りに5000ドルをご寄付下さいました。今後も支援して下さるとのことです。ありがとうございます。

そして、今年は、タック古本さんのこれまでの人権運動の功績を称え、植樹をしました。フレッド・コレマツデーの記事をご覧ください。

今年のサクラ祭りは、委員長:スーザン・マッコーマック、アドバイザー:スキ・寺田・ポーツさん、委員はユキ・金重と野田美知代、写真:形上マサオ、ボランティア:マイク相田、中野ケンジ、廣瀬由美子、三木信夫の日系ライオンズクラブの皆さんと 青野光、清水広子、中西慶子と焼山元恵さんでした(敬称略)。そして、ABeam NYから7人のボランティアが参加しました。伊藤園からお茶と寄付がありました。スーザン・マッコーマックさんからポータブル・トイレの経費の寄付がありました。

ありがとうございました。

3.11 ボランティア活動


今年で12年目となる東北大地震と津波への救援募金活度をしてくださいましたニューヨーカーへの感謝の意味で、3.11ボランティア活動を、3月11日、JAAとNY総領事館共催で、the Food Bank of New York とthe Bowery Mission で行いました。

3ヵ所のサンライズマートから100ポンドの食品が送られ、the Bowery Mission では、ボランティアが朝食、昼食、夕食の配膳をお手伝いしました。夕食は208人の方にサーブしました。50人以上のボランティアが下記の会社団体から参加しました。そして、三菱UFJ銀行から2000ドルの寄付がありました。皆様から寄付された300個以上の鶴の折り紙をテーブルに飾りました。ありがとうございました。

Consulate General of Japan in New York, MUFG Bank, JET Alumni of New York, Sunrise Mart, NY Japanese-American Lions Club, MITSUI USA Foundation, Sumitomo Corp. of Americas, ZAJA, U.S.-Council and JAA
ご支援ありがとうございました。

JAA is grateful to the wonderful organizations that joined us at 3.11 Community Service : JET Alumni Association of New York (JETAANY), MUFG Bank, Ltd., Sunrise Mart (Takuya Yoshida), The New York Japanese-American Lions Club, Mitsui Foundation, Sumitomo Corp. of Americas, members of ZAJA and U.S.-Japan Council, and all our amazing 50 volunteers: Namie Suzuki-Appelbaum, Michiyo Noda, Nozomi Terao, Koji Sato, Tomoe Sato, Aoi Yamagishi, Christy Jones, Naomi Mizoguchi, Karlsballs @Karl Palma, Kenji Nakano, Nana Kikuchi, Mari Morimoto Dvm, Mari Matsumoto, Keiko Masubuchi, Haruka Kokaze, Sarah O’Connell, Brendan White, William Tomita, Takuto Nonaka, Eiko Aono @Uyanga Ayur, Noriko Furuhata, Cybill Su, Matt D’Aquila, Sandra Kenny, Mr. and Mrs. Hayashi, Mr. and Mrs. Suzuki, Mr. and Mrs. Katsuo Takeda, Akemi Takeda, Amara Hosojo, Kiyo Matsumoto, Kathryn Bannai, Ezra Berkenwald, Kyoko Ohnishi, Chizuka Korn, Takako Imura, Aya Bukres, Makiko Hiromi, Mika Matsutani, Wakana Kaga, Yuki Kaneshige

2023年・新年賀詞名刺交換会

(左から)和田日本クラブ会長、上野NY日本商工会議所会頭、森総領事・大使、佐藤NY日系人会会長

1月13日正午から、新年恒例の賀詞名刺交換会が在ニューヨーク日本国総領事館主催、日系三団体(ニューヨーク日本商工会議所、日本クラブ、日系人会)後援で、日本クラブで開催され、約200人が参加しました。

森美樹夫大使、上野佐有ニューヨーク日本商工会議所会頭、和田知徳日本クラブ会長、佐藤貢司JAA会長が挨拶、乾杯の音頭で、お節料理と歓談で賑やかに年賀名刺交換会が行われました。

日本クラブ・新年シニア会

2月9日に今回で31回目となる恒例の「新年シニア会」が、日本クラブ主催、NY日本商工会議所後援で、ニューヨーク地区に在住のシニアの皆様を日本クラブにご招待して、開催されました。日本クラブ前田正明事務所長の開会のご挨拶と乾杯の音頭の後、会食が始まりました。

佐藤貢司会長を始め、80歳以上のシニア60人が参加し、50人にはデリバリーとピックアップで、日本クラブの心尽くしのお節料理に舌鼓を打ちました。Ka-NA (植村花菜)さんの歌を楽しみました。最後に、佐藤JAA会長から前田事務所長、お礼のランの植木鉢を贈りました。

1月30日はフレッド・コレマツの日

第二次大戦中の日本人・日系人強制収容の不当性に対して長期にわたる法廷闘争を行ない、勝利したカリフォルニア生れのコレマツ氏の貢献を記念して氏の誕生日である1月30日が、2017年にニューヨーク市の「フレッド・コレマツの日」として制定されました。

この運動を推進したタック古本氏のたゆまぬ尽力によりニュージャージー州のフォート・リーにおいても同様の決議が可決され、2023年1月30日にトレントンでマーフィー州知事による歴史的な署名が行われました。これにより、ニュージャージー州は、毎年1月30日をフレッドコレマツの遺産の表彰と名誉の日として指定する全米での6番目の州になりました。

JAA書道教室の活動

3月3日(金)に、ハンターカレッジで書道と折り紙のワークショップを致しました。当初30人位の参加者と聞いていたのですが、なんと74人もの参加者で2部制のワークショップとなりました。折り紙の小林利子さんにも参加して頂き、とても良い、楽しいイベントでした。

日本語教育の最高責任者のバルカン教授から以下の様な嬉しいメールを頂きましたので、ここに添付いたします。
(報告:鈴木奈美恵)

「ハンター大学の日本語・日本文化科科長のバルカンと申します。いつもたいへんお世話になっております。ハンターのジャパニーズ・プログラムは30年以上のプログラムですが、昨日のイベントは今までのクラブのイベントの中で一番盛んなイベントだったと思います。心よりお礼申し上げます。今後ともよろしくお願い致します 。」

JAA書道教室の皆様、ハンター大学・ジャパンプログラムの皆様、大成功おめでとうございます!

JAA春の日本語教育委員会 ZOOMでの研修会

研修会は3月25日午前10時から正午までZOOMで行われ、35名の参加者がありました。

講師は 専修大学の米村みゆき先生で、「宮崎駿のハウルの動く城:視覚的叙述とエイジング」のテーマで講演があり、このアニメは、イギリスの ダイアン・ウイン・ジョージが書いた小説を元に作られ、宮崎の想像力が加えられ、それがどのように映像に表現されているかなどの説明がありました。エイジングについては、18歳のソフィが魔法使いの呪いで、90歳になる場面をとりあげ、ハウルに対する気持ちの分析がありました。

高齢者に関しては、現代の高齢社会に通じる話題であり、日本語学習者は子供の時に見たアニメがいい動機になっていることがあり、宮崎のアニメをより深く理解するいい機会となりました。

(JAA日本語教育委員会 小玉修子委員長記)

JAAビジネス・ウーマンの会 講演会・交流会


3月17日(金)午後6時30分から「疑問視される日本の#MeTooその後 ジェンダー問題の現状は?」講師に伊藤和子弁護士(ヒューマンライツ・ナウ副理事長、ミモザの森法律事務所)を迎え、モデレーター津山恵子(ジャーナリスト)で講演会を行いました。約60人が参加しました。

伊藤和子先生は、ニューヨーク訪問中、日本のジェンダー問題の現状を国連で発表しました。

第38回JAA外務大臣杯軟式野球大会


5月7日から、セントラルパークとランドルフで15チームが参加して、熱戦が繰り広げられます。開始期間などは別記ブログでご覧ください。

JAA外務大臣杯軟式野球大会ブログ
www.jaabaseball.blogspot.com

日本からの高校生を迎えて

3月24日、日本の各地から弁論会で選ばれた高校生が、JAAホールで日英で発表会を行いました。

高校生は、春休みを利用して、ニューヨークを訪問して、ニューヨークの同世代の高校生との交流を行っていました。

学生の発想とその実績には、参加者も感銘しました。発表会後、JAAの会員との交流会をしました。

第53回JAA奨学金授与晩餐会

第53回ニューヨーク日系人会奨学金授与晩餐会を5月31日、ハーバードクラブにて開催します。この秋から米国内に進学する学生11人に総額6万2千ドルの奨学金と2枚の日本へのANA往復航空券などが授与され、そして、本庄財団から日米関係研究に貢献する米国の大学院学生に総額3万ドルの奨学金が授与されます。

今年の基調演説は、テクノロジービジネス起業家、オハイオ州立大学理事長、在クリーブランド日本国名誉総領事も務める藤田浩之氏をお迎えして行われます。米国に於いて最先端技術の起業家として成功された立場から、若い世代へのメッセージなどを伺う予定です。お誘い合わせの上、ご参加ください。

  • 5月31日(水)
  • レセプション6:00pm(West Room)
  • 晩餐会7:00pm(Biddle Room)
  • 場所:Harvard Club of New York:35 W. 44th St.
  • 会費:個人$300
    • ゴールドスポンサー(1テーブル/10人):$5,000
    • シルバースポンサー(1テーブル/10人):$3,000
  • 問合せ/詳細/申込みは日系人会へ
  • Tel:212-840-6942、noda@jaany.org
  • https://jaany.org/annual-events/scholarship-dinner

※ブラックタイ・オプション

会費更新と緊急連絡先の登録のお願い!

昨年に、2023年度のJAA会員更新申込書を発送し、多くの会員の方が更新されています。ありがとうございます。未だの方は、5月末までにお願いいたします。会員の高齢化に伴い、米国内と日本の緊急連絡先は重要になっていますので、最新の情報をお寄せください。E-mail での行事案内や情報発信をしています。是非JAAの group mailにご登録ください。
登録先:info@jaany.orgまで

高齢者のための防犯ガイドブック

NYPD’s Crime Prevention Book for Seniors 「高齢者のための防犯ガイドブック」の日本版をAAF-JAA Hope Against Hate Campaign が作成、NYPDで使用されています。www.jaany.org でご覧いただけます。

ソーシャルサービス

ソーシャルサービス2月の敬老会2月23日に「ひなまつり敬老会」を開催しました。加藤静子さんがお花とお雛様の飾りつけをし、Iwaki Bandの演奏でうれしい雛祭りをみんなで合唱、三遊亭絵馬さんの素晴らしい紙切りをを楽しみました。


3月誕生日の皆さん

3月の敬老会

3月9日と23日に敬老会が開催されました。3月9日の敬老会は、村瀬悟副会長のご寄付で、日本クラブのお弁当でした。ありがとうございました。


4月誕生日の皆さん

4月の敬老会

4月13日と27日に開催しました。BENTONからの美味しいお弁当でした。13日は向野まいさんの歌を楽しみました。そして、27日は、安西弦先生が骨粗鬆症についての講演をしました。IWAKI BANDの楽しい歌を楽しんでいます。


会員消息

JAAアーカイブのボランティアの遠藤優さんが、ご主人の転勤でガーナに移住しました。長い間ありがとうございました!

  • JAA会員のカズコ・クロットさんが2月17日、NJにて死亡。享年90歳。
  • JAA会員の岡島清子さんが4月24日、フラッシングのナーシングホームで亡くなりました。享年101歳 メモリアルサービスが5月5日仏教会で行われました。
  • 岡島さんは1922年、Imperial Valley で農場を経営する両親のもとに生まれ、日本で教育を受けるも、戦争のため、米国に帰るも、すぐに、マンザナ収容所に入れられました。その後、ニューヨークに来て、ロバート岡島さんと結婚、2人の息子をもうけ、ニューヨークで暮らしていました。
  • クロットさんと岡島さんは敬老会の常連で、楽しんでいました。お二人のご冥福を、心よりお祈り致します。
  • JAA会員の山形輝子さんが、5月3日心不全で死亡。享年87歳。
  • JAA会員のスマ・ロビンソンさんが5月5日自宅で死亡。享年93歳。

皆さん、敬老会の常連で、いつも楽しんでいました。ご冥福を心よりお祈り致します。


[Vol. 84]
生花教育を通じた文化貢献
畑 Judith 節子さん


畑節子さんは1925年にカルホルニア州サンディエゴのネスターにて生まれました。父親の死後、彼女は日本に移住し福岡で育ちました。第二次世界大戦後アメリカに帰ってきました。22年間を日本で過ごしたことになります。

アメリカに戻りましたが言葉の問題があり苦労してカレジを卒業しました。元々自然と植物を愛す彼女は日本で学んだ生花をもつと続けアメリカ人に教えることが日本とアメリカをつなぐことになると思いました。結婚、そして2人の子供の子育ての忙しい明け暮れの一方生け花に力を入れていきました。

今日までの畑さんの業績は多様で広範囲です。才能と経験豊富な生け花アーチストとしてニューヨークの美術館、文化センター、政府の建物、庭園などで展覧会を開催しています。彼女は「Flowers are East and West」の著者でもあります。生け花教育を通じて日米文化交流への多大な貢献に対して天皇陛下より叙勲旭日双光章を受賞しました。他にも多くの賞を受賞しています。1971年に生け花草月流ニューヨーク支部所長を勅使河原蒼風家元から任命され設立しました。草月流最高位の師範位も取得しております。彼女は米国および世界中で生け花を普及し人々と生徒たちの人生に多大な影響を与えてきました。
畑さんの人生は多難でした。父親を幼くして亡くし、世界第二戦争も経験、夫の病死、2人の子供を一人で育てる大役、しかし彼女はいつも前向きな態度をとり生け花を通じて日本の文化をアメリカ人に限らず世界中の人々と分かち合い何事も感謝の気持ちを持つて進みました。今ではアメリカ人の中にとけこんで生け花を大勢の人々と楽しみ西と東の架け橋になつて居ります。現在いまだに生け花クラスで忙しく展示会も実演もして居ます。

Interviewed by Anna Chung, intern from Princeton University in 2022