ジョイセフの石井専務理事長(右)に小切手を渡すゲーリー森脇会長

JAA支援、被災地へ
東日本大震災救援基金
[ゲーリー森脇会長からの報告]

今回で2回目となる被災地訪問、大震災後6ヶ月の9月30日 ピース・ボートとチャーチ・ワールド・サービスの案内で石巻市を訪問しました。
JAA東日本大震災基金からの12万5000ドルの贈呈式を行い、その後、ピース・ボート事務所がある商業地域から沿岸部を訪問しました。
商業地域は5月の訪問より道路は整理され、商店は真新しい看板をかけて、商売を始めていますが、まだまだお客は、そこでボランティアをしている人々より少ないお店もありました。海岸沿いでは、ある所は100フィートを越す破壊物が積みあがり、ブルドーザーがそれを高く高く積み上げていました。住宅地や商店は手付かずの状態で、住民は仮設住宅で生活していました。
しかし、希望の光はあり、1905年創業の魚加工業の高橋商店などは、再開の準備をしていました。
高橋商店の工場は、4階建てのビルディングを乗り越えた津波の影響で、機械は20センチの強烈な悪臭と有害物質を含んだヘドロに浸かり、壊滅状態。それを、ピース・ボートのボランティアの人々が、3月17日からクリーンアップに取り掛かってくれました。その真剣な仕事ぶりが地域の人々に受け入れられ、精神的・社会的サポートを通して、震災時はすべてを投げ出してしまおうと思った高橋商店社長を「もう一度お店を開店しよう」という気持ちにさせました。開店は10月1日、75人いた従業員のうち、20人と一緒に開業。嬉しいことは、震災で東京に行っていたご子息も加わったことでした。
私は、高橋氏がピース・ボートのボランティアに、涙で感謝の言葉を述べているのを目のあたりにしました。荒廃と再生、地域の風習や関心事への共通認識と敬意、復興と希望、個人と市民団体との協力、経済的支援と雇用促進すべてが、この高橋商店の話にはあります。

東京は以前と変らず、エレベーターも正常に動き、街中の電気は明るく、活気に溢れていました。いくつかのNPO、NGOを訪問しました。
JAA東日本大震災基金から12万5000ドルを寄付しました「ジョイセフ/JOICFP (Japanese Organization
for International Cooperation in Family Planning)」で、寄付の贈呈式を行ないました。石井澄江マネージング・ディレクターから、被災地の妊産婦支援の現状説明を受けました。
(1)被災妊産婦の分散で把握が難しい (2)妊産婦のメンタルヘルス支援の必要性 (3)放射線の心配 (4)JOICFPのウェブサイト更新、などが上げられました。
そしてJAAの基金から10万ドルを寄付しました「次代の創造工房/JSK」でも贈呈式を行ないました。主宰者の相沢さんは、被災地の50から100人の生徒達に気分転換をしてもらうために、米国訪問を企画中であると話していました。

インターンやフェローを東北に送り、新しいビジネスの地盤づくりと被災地を離れている若者に、被災地での新ビジネスの立ち上げ支援をしているETIC(Entrepreneurial
Training for Innovative Communities, www.etic.or.jp)
の3人の若いリーダーと彼らの活動について話し合ってきました。
また、同じような支援をしている米国マサチューセッツ州を基盤とするNPO 「ALL HANDS」のアジア担当のヘンリー・タナカ氏と話す機会がありました。彼らの目的は現地復興であり、大船渡に漁港を再建して、漁船造船への経済的支援や魚加工工場の再建などを進めています。JAAは支援依頼を受けました。
参考までにピース・ボートの詳細は下記のウエブサイトをご覧下さい。
http://peaceboat.jp/relief/news/mid-term-report


国連国際学校の生徒たち

ロジャー田村波津枝会長(右)とスーザン大沼JAA名誉会長

JAA東日本大震災救援基金
100万ドル超える

前回のニュースレター後、JAA東日本大震災救援基金への寄付として、届けられたものをご案内いたします。
国連国際学校(UNIS)が 3月28日に開催した日本文化体験イベント「第16回ジャパンデー・フォー・ステューデント:春祭り」で行われたくじ引きでの収益金1000ドルが10月16日、津田和男先生から届けられました。
9月10日、市内祭りレストランで開催された「希望:a Sake Tasting for Japan Disaster Recovery」で、主催者ワイン・オブ・ジャパン・インポート武田光雅社長から4700ドル、生け花インターナショナル(ロジャー田村波津枝会長)から3500ドル、Greenville
Elementary Schoolから2227ドル、楽碁会(山内秀揮代表)から1050ドル等の寄付が届きました。
有難うございました。

JAAには現在までに 100万ドル以上の寄付が集まり、66万1117ドル30セントが被災地に送金されました。今後の寄付先につきましては、寄付希望の申請に従いJAA東日本大震災救援基金委員会で話し合っていきます。

NY岩手県人会の岩崎雄亮会長から「世界遺産に登録された『平泉』へお越し下さい。それが、復興へと繋がります」と支援を呼びかけています。日本へお帰りの際はぜひご訪問下さい。


高齢者問題協議会
第5回シニア・ウィーク
内容充実で、参加者多数!
第5回シニア・ウイークを9月15日から25日まで、JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)共催、在ニューヨーク総領事館後援で開催しました。
日本の敬老の日に因んで、先輩に感謝の意を表すと同時に、安心した老後を過ごすための日米の高齢者社会福祉問題の情報提供、相談などを中心に行ないました。
総領事館、JAMSNET、そしてニューヨーク在住の専門家、日本からは、お茶の水大学大学院榊原洋一教授、ウエストヴァージニア大学の岩崎美智子先生のご協力を得て、約50の企画に1400人を越す日本人、日系人の参加者がありました。
企画内容も充実し、コミュニティのシニア・ウイークに対する関心も増してきました。

岩原誠先生
「医療相談」

岩崎美智子先生
「国際結婚について」

安東健太郎領事
「日本で老後の諸制度」

市川俊治さん
「日本の年金相談」

中曜子さん
「ソーシャルワーカー」講演

大坪フサ子先生
「書道体験」

ジーン古山歯科医と
坂神けい子歯科衛生士
「歯の講演」

田原ミチさん
「ヘアカットサービス」

桐畑美香さん
「国境なき医師団による
被災地体験談」

大島襄会計士
「贈与税と相続税2011」

蔦井まゆみさん
「若返る歩き方」

吉村美智子先生
「ミュージキング」

大敬老会

イリエ先生と滝川先生講演

大敬老会

9月15日の大敬老会は、在ニューヨーク日本国総領事館廣木重之大使ご夫妻とスーザン大沼JAA名誉会長をお迎えし、大島聖子JAA社会福祉部部長の司会で、120人が参加して行なわれました。また30個のランチ・デリバリーをしました。
3日前から15人のボランティアが作ったお祝いのお弁当に、参加者は舌鼓を打ちました。
最高齢者、99歳伊藤治男さんを始め、88歳(米寿)以上の藤田芳江さん、岡島清子さん、ヴァルブエナ喜久江さん、ジョー春日さんと、8月・9月が誕生日の方8人に、廣木麻美子大使夫人からお祝いのお花が贈られました。
午後1時からは、ヘレン・イリエ弁護士と滝川玲子弁護士が「メディケア、メディケイドの基礎知識」についての説明会を行ないました。まだ65歳に届かない方も参加し、熱心に聴いていました。
講演後、K. Iwaki Bandの演奏とカラオケや女優山門久美子さんの紙芝居を楽しみました。


松本一生医師を迎えて
「知症とは:早期発見と認知症サポーターの役割」
支えあうことの大切さ説く
10月15日(土曜)午後1時からJAAホールにて、松本一生医師を迎えて講演会を開催しました。
松本医師は大阪に」松本診療所ものわすれクリニック」を開業、毎日、認知症の患者と向きあっています。先生の経験と、先生を受診した患者さんの統計からのお話は、80人の参加者を話の中へ引き込んでいきました。
認知症の早期発見では、「物がない」と探す『健忘と病的物忘れ』、同じことを何度でも言う『無意識の確認』、食べたことを覚えていない『エピソード記憶』、慣れている場所で道にまよう『見当意識の低下』などを周りの人が気づき、家族が診療所に連れてくるケースが多いそうです。
認知症患者の多くは「これまでの自分とは違う、何かが変だ、私はどうなっていくのだろう」などの不安が喜怒哀楽の感情として現れるとのことです。
2004年頃まで、自殺や自殺未遂が多かったのですが、2004年以降に厚生労働省が「キャラバンメイト」システムの推進、認知症サポーター100万人キャンペーンを開始。正しい理解と、サポーターの輪を広げたことで、自殺や自殺未遂が極端に減少していることを統計で説明しました。
また、サポートがあるかないかで、認知症患者の改善が見られたかなどを具体的に話され、認知症患者と家族のサポートは不可欠であることを強調しました。
社会の高齢化、社会の無縁化と同時に、子供が外国に住んでいる場合の遠距離介護、高齢夫婦の老老介護が増えている今、公的制度だけに頼るのではなく、介護の情報を全世代で共有し、「お互い様」という地域連帯と、世代や違いを超えての寛容さで支えあう必要があると話しました。
ニューヨークにおいても昨年、キャラバンメイト(認知症サポーター養成の指導者)が誕生し、今後はサポーターネットワークを広げていく必要があります。


後日、ANAの藤木支配人(左)より
航空券を受け取る優勝した藤原さん

第18回JAAチャリティーゴルフトーナメント
藤原さん優勝

日系社会の恒例行事、またNY最大のアマチュア・ゴルフ・イベントのひとつ「JAAチャリティー・ゴルフ・トーナメント」(主 催:ニューヨーク日系人会、協賛:ANA/
全日本空輸株式会社、後援:よみタイム、週刊NY生活)が10月17日(月)に開催されました。
18回目を数える今大会は、NJ州ブーントンにあるノール・カントリー・クラブ・ウエストコースを舞台に、総勢92人がエントリーしました。
見事優勝の栄冠に輝いたのは藤原昌人(インテレッセ)さん。藤原さんにはデビッド廣村大会委員長より優勝カップ、また副賞としてANA藤木悟米州総支配人からANAニューヨーク=東京エグゼクティブクラス往復航空券が送られました。2位は飯村治夫さん。3位は実力者の早川フランク(ダブル・イーグル・ソリューションズ)さんが入賞しました。
表彰式に先立ち恒例のラッフルも開催。豪華賞品が当たるとあって、多くの人が夢を買い、大いに盛り上がりました。グランドプライズのANAニューヨーク=東京ビジネスクラス航空券は斉藤祐司さんが獲得、目録がANAの藤木悟
米州総支配人より手渡されました。ソニーのテレビは山本竜也さんが獲得。なおラッフルの売り上げと寄付金を合わせた12000ドルは、JAAの活動資金に充てられます。

■今年の委員
・委員長:デービット廣村、田原ミチ
・委 員:江川清、榎田和久、石田圭子、鈴木祥、山本竜也


第26回JAA外務大臣杯軟式野球大会
じゃんくす優勝
台風などで順延していた第26回JAA外務大臣杯軟式野球大会決勝戦が9月11日(日)、ランドールズ・アイランド球場で行なわれました。
決勝戦は昨年の優勝者ジョーカーズ、3年連続の制覇を狙って、昨年も決勝戦で対戦したじゃんくすと戦いました。エース川嶋投手がジョーカーズ打線を完封。2対0で昨年の雪辱を果たし、5回目の優勝を飾りました。
3位決定戦は延長で、ボコボコがシルバースに勝ちました。
表彰式・閉会式にはNY総領事館川村泰久首席領事、JAAから竹田勝男副会長、デビット廣村理事が参加しました。
式の前に、東日本大震災、9・11、アラバマの竜巻の犠牲者に追悼の意を込めて全員で黙祷をしました。
最後に、加藤脩冶JAAスポーツ委員長が今シーズンの総括をして、閉会しました。

成績
1位:じゃんくす
2位:ジョーカーズ
3位:ボコボコ
4位:シルバーズ
個人:MVP賞 川嶋啓太
(他の個人成績は前号をご参照ください)


A
Special Night for Friends and Supporters of the JAA 2011
ファンドレイジング・ディナー、11月16日(水)開催
JAAでは、活動の拡大や諸経費の上昇などを考慮して、安定した運営のために、第2回Fund Raising Dinner「A
Special Night for Friends and Supporters of the JAA」を11月16日午6時から、ソニークラブ(550
Madison Ave., 35th Floor, New York NY 10022)で開催します。ゲストアーティストに世界的に有名なウクレレ奏者ジェイク・シマブク氏を迎えて行ないます。Supporter
$1,000、Friend $500,、会社・団体one table for ten: Benefactor $10,000、Patron
$5,000、個人$500内($300が税金控除)。詳細はJAA事務局へお電話ください。

恒例年末ディナー
ダンスパーティー、12月2日(金)開催
12月2日(金)タイムズ・スクエア・マンハッタン・クラウンウン・プラザにて開催。招待状は11月中旬に発送します。

秋のグランドバザー
大好評で終了
11月5日(土)午前10時から午後2時までJAAホールで秋のグランドバザーを開催致しました。ホリデー・シーズンのギフトへ最適な商品などが多数。特賞にアメリカン航空の米国内往復チケット2枚、その他DVDプレーヤー、ティファニー製品、お食事券など豪華賞品が当たるラッフルを行いました。詳細は次号で報告します。

日本語教育委員会
秋期研修会
今秋の研修会は10月16日(日)に開催されました。テーマは「最近の日本語教育の傾向―動機付けを考える」で、小玉修子JAA日本語教育委員会委員長・ファッション工科大学の司会で、野仲香代ニューヨーク大学日本語教師、津田和男国連国際学校日本語教師、西田真由美ランゲージ、ハウス代表がパネルディスカッションを行ないました。参加者30人は熱心にパネラーの話に聞き入っていました。

ボランティア慰労会
21人をランチ招待
大根田勝美副会長は、毎月敬老会のランチを作って下さっている社会福祉部ボランティアを中心に21人を、9月22日、Dovetail
Restaurantのランチにご招待して下さいました。大根田副会長は「これが最後の慰労会になるでしょう」と話していました。ありがとうございました。


9月15日(木)大敬老会。シニア・ウイークの欄をご欄下さい。

10月6日(木)第一敬老会。メニューは三色丼、セロリの漬物、清まし汁、アイスクリーム。食後は日本からこの展覧会のためにNYを訪問の岡本画伯が「岡本悍久展―白と黒の世界から消滅のアートまで」のお話をしました。

10月20日(木)第二敬老会。メニューはきのこご飯、ブロッコリーの胡麻和え、コーヒーゼリー。お食事の後は、K.
Iwaki Bandとカラオケを楽しみました。

11月10日(木)落語と感謝祭ディナーの敬老会。感謝祭ディナーは加藤孝良シェフ、落語は訪米中の山升家子小勝師匠です。



9月・10月定例会 女性実業家の会
「フェイスブック」と「マクロビオティック」

9月12日(月)、JAA女性実業家の会9月定例会を、ジャーナリストの津山恵子さんを講師に迎えて、「フェイスブックを使ってみよう・初級編」をテーマに開催。実際にパソコンを使ってフェイスブックを開設、セキュリティー対策等についてお話を伺いました。
10月の定例会は10月12日(水)、歌手・マドンナの専属シェフを勤める「マクロビオティック」講師の西邨マユミさんを迎えて、食生活の本質をお話しました。バランスのとれた食事、一口30回以上噛む「プチマクロ食べ方ルール」を習慣つける大切さを強調しました。



アップルキッズでは10月1日(土)、講演会「NY市の私立・公立キンダーの選び方」を開催しました。講師はライターとして公立学校のリサーチを手がけた河原その子さんと、バイリンガル教育を研究するteachers
collegeの長倉若さん。約50人が参加し、会場はほぼ満席。両講師による私立・公立キンダーの選び方の説明後、質疑応答も行われ、参加者たちは真剣に聞き入っていました。

■Donation to JAA 一般会計への寄付
Individual 個人寄付者

Aya Kuwayama 桑山あや $10,000
Tsuneko Mitsunaka 満仲恒子(故満仲俊光氏への香典) $10,000

Corporate Membership企業会員 as 10/27/11 *
Brother Int’l Corp.
Canon USA, Inc.
EISAI USA Foundation
Ito En (North America), Inc.
JFC Int’l Inc.
Mitsui & Co., (U.S.A.), Inc.
Orient Corp. of America Pasona N.A.
Sojitz Corp. of America
Sumitomo Corp. of America Foundation
Toshiba America, Inc.
The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ

皆様、ありがとうございました!

○9月29日(木)スキ・寺田・ポーツさんのリタイヤメント・レセプションがデヴィット・ディンキン元ニューヨーク市長を始め150人以上の方が参加して行なわれました。スキさんの人脈の広さには驚きました。

○10月13日(木)のイザベラのFund raising Dinner 「raise the Roof」において、JAAは日本人社会の社会福祉に努めたと、表彰されました。

○第52回海外日系人大会が東京で10月26日から28日まで開催。海外日系社会と日本の代表者会議がありました。


●ミツコ・タカミ・クラハラさんが9月4日、Syosset で永眠されました。享年89歳。
ミツさんはJAAのルーツである日本人共済会創設者高見豊彦医師の末娘としてブルックリンに生まれました。9月24日メモリアルサービスがSt.
Johns Episcopal Churchで行なわれ、森脇会長のメッセージとお花をお送りしました。いとこのナナ・オグリさん、友人のリリアン・ムカイさん、JAA会員の加藤脩冶さん、小栗ミチルさんが参列しました。

● 満仲俊光さん(満仲恒子JAA副会長[サクラ商事]のご主人)が9月5日、Calvary Hospitalにて永眠されました。享年67歳。

●野間みなこさんが9月13日、Ridgewood Center Nursing Home で永眠されました。享年94歳。
古くからのJAAの会員でした。

●ジョージ湯沢さんが10月8日、イザベラで永眠されました。享年96歳。
日系人社会の社会福祉の増進に努め、困った人のお世話をしてきました。
Celebration of George Yuzawaを11月27日JAAで開催します。
次号で湯沢さんの生い立ちをお知らせします。
皆様のご冥福を心よりお祈り致します。


光子・高見・クラハラさん、逝く

1922年7月15日、高見豊彦・ソナ夫婦の6番目の子供としてブルックリンに生まれました。
ブルックリンのクエイカー・フレンズ・スクールでは学業、スポーツともに優秀でした。グーチェ・カレッジを卒業後、最愛の父親が病気に倒れ、その看病をしました。父親の高見豊彦医師は、日本とアメリカの相互理解のために草の根の努力をしていましたが、光さんの介護もむなしく、終戦を待たずして、1945年5月17日に亡くなりました。
1948年、ソーシャル・ワークの仕事をしていたロイ・クラハラさんと結婚し、4人の子供を儲けましたが、一人を事故で亡くしました。そして1968年、母親ソナさんと、夫ロイさんを相次いで亡くしました。夫の仕事をしたく、St.
Mary of the Angels Home in Syossetで働きながら、ソーシャル・ワーカーの勉強をし、25年間、St.
Mary Child Careで働きました。
退職後は、ハンティングトンにあるBOOK REVUE(娘夫婦が経営)で働き、誰からも親しまれ愛された人生でした。高見家の最後の方でした。
ご遺族は、Wendy Sona, Mark Teruo、Julie Mitsuko さんです。JAAの百周年記念晩餐会には26人のご家族とご参加しました。
ご冥福をお祈りします。