コンテンツ

  1. 第52回JAA奨学金・第16回本庄奨学金授与晩餐会
  2. 第17回日系人会桜まつり
  3. 第14回サクラ・ヘルス・フェア
  4. ジャパン・パレード
  5. ニューヨークで活躍する日本人・日系人 美術家展覧会2022
  6. メモリアルデー 日本人墓地墓参会
  7. 3.11フードバンク
  8. 第36回JAA外務大臣杯 軟式野球大会
  9. 日本語研修会
  10. 第17回 秋のヘルス・フェア 企画提供者募集中
  11. 第28回JAA チャリティーゴルフ大会 参加者募集!
  12. JAA理事 古本武司氏 旭日単光章を受章
  13. 敬老会
  14. 訃報
  15. 日系人会の顔 佐藤貢司

第52回JAA奨学金・第16回本庄奨学金授与晩餐会

COVID-19が落ち着いた中で、JAAではin person で初めての第52JAA奨学金授与晩餐会を63日午後6時から、市内ハーバードクラブで開催しました。

森美樹夫在NY日本国総領事・大使を始め、企業及び個人寄付者、受賞者とその家族など120人が参加しました。佐藤貢司会長の開会の挨拶、今年の奨学金委員会共同委員長の新家良一・三菱UFJ銀行専務執行役員が故緒方貞子UN難民高等弁務官の言葉を引用して、いつも好奇心と疑問を持ち積極的に進んで欲しいと挨拶され、続いて、森大使は育ててくれた両親に感謝し、将来は社会に貢献して欲しいと述べました。

今回の基調講演のラトガー大学の若林晴子准教授=右写真=は19世紀末のラトガー大学と日本の留学生との交流を振り返り、勝海舟が息子をラトガースに留学させた際の言葉を引用して、大海の向こうにある世界へ飛び出しなさいとエールを送りました。

会食後、この秋から大学に進学する10人の学生に総額52000ドルの奨学金と2枚の航空券、そして、5人の大学院生には本庄国際奨学財団より総額3万ドルの奨学金が授与されました。

受賞者を代表して、MUFG賞のエリサ・ジョイス・テイラーさんと本庄賞の城川中村七瀬さんが将来への抱負と感謝の気持ちを述べました。受賞者の皆さん、おめでとうございます!

最後に今回の共同委員長の村瀬悟JAA副会長が、来賓、寄付者に謝辞を述べ、閉会となりました。今回は、新家良一・村瀬悟両委員長の声掛けで、多くの企業からのご支援を受けました。ご支援ありがとうございました。

今年の受賞者と寄付社・者リストを下記の通りです。ご参照ください。

52nd JAA Scholarship Awardees (for graduating high school students)
52JAA奨学金 受賞者

  • MUFG Scholarship MUFG($10,000)
    (plus Round Trip Air Ticket to Japan, courtesy of All Nippon Airways)

    Elisa Joyce Taylor エリサ・ジョイ・テイラー 
    Sacred Heart Greenwich, will attend Northwestern University
  • The Murase Family Scholarship 村瀬ファミリー賞($10,000)
    Alexa Mireille Nakanishi アレクサ・ミレール・ナカニシ
    Greenwich High School, will attend Georgetown University
  • Dr. Soji Tomikawa Scholarship 富川宗次博士賞 ($7,500)
    Hiroshi Yamaguchi Wang ワァン山口浩 
    Benjamin N. Cardozo High School, will attend Georgia Institute of Technology
  • Orient Corporation of America Scholarship 米国オリエントコーポレーション賞($5,000)
    Naomi Lillian Yu ナオミ・リリアン・ユ 
    Jericho High School, will attend University of Pennsylvania
  • Ichinohe & Horishige Scholarship 一戸&堀重賞($5,000)
    Minato Shinoda 篠田美波音
    Bergen County Academies, will attend Georgetown University
  • Toshiko Matsukawa Scholarship 松川とし子賞 ($5,000)
    Aaron Kano Glassman アーロン・カノー・グラスマン 
    Columbia High School, will attend New York University Stern School of Business
  • TV Japan Scholarship TV ジャパン賞($3,000)
    Dylan Kamui Gill ディラン・カムイ・ジル
    Columbia High School, will attend New York University – Tisch School of the Arts
  • Ambassador Shinichi Nishimiya Scholarship 西宮伸一大使賞($3,000)
    Alisa Mariko Kodama Urgent アリサ・アージェント 
    Bloomfield High School, will attend University of Southern California
  • Moto Saito Scholarship 斉藤もと賞($2,500)
    Tyler Tanaka-Wong ウォン田中泰来 
    Bronxville High School, will attend Northwestern University
  • ANA Japan Travel Scholarship 全日空ジャパン・トラベル賞
    ($1,000 plus Round Trip Air Ticket to Japan, courtesy of All Nippon Airways)
    Daniel Hiro Shirley ダニエル・ヒロ・シャーレイ
    Northern Highlands Regional High School, will attend Tufts University

16th JAA Honjo Scholarships Awardees 
16回本庄奨学金受賞者

  • Nanase Shirokawa, graduate of Williams College, is attending the Massachusetts Institute of Technology (MIT)’s School of Architecture and Planning. $7,500
  • Kento Tamaki, graduate of University of Tokyo, will be studying international relations at Georgetown University’s School of Foreign Service. $7,500
  • Michael Li, graduate of Boston University, is studying for his Ph.D. at the University of Connecticut in School Psychology. $5,000
  • Kimberly Martinez, graduate of CUNY, Hunter College, is working on her Master’s Degree in Japanese Literature at Columbia University’s Department of East Asian Languages and Cultures. $5,000
  • Maho Miyazaki, graduate of Kyoto University, is studying for her Ph.D. in Japanese Literature with a focus on Noh theater at Columbia University’s Department of East Asian Languages and Cultures. $5,000

2022 Annual JAA Scholarship Dinner Benefactors

Gold Sponsors:
Deloitte LLP
MUFG Bank, Ltd.
Hiroko & Satoru Murase
Relo Redac, Inc.

Silver Sponsors:
Gary S. Moriwaki & Susan J. Onuma
Japanese Medical Society of America, Inc.
Nagase Holdings America Corporation
NY MIDTOWN OB/GYN PLLC (Dr. Anzai)
Orient Corporation of America
ORIX Corporation USA
Sammy Yu & Akiko Kamata

Supporters :
Mitsui & Co, (U,S,A,), Inc. / Sumitomo Mitsui Trust Bank
Mitsubishi Corporation (Americas), / CHINO, Mitsuru
Itochu International, Inc. / KAKUTA, Eri / Tokio Marine America
HSIA, Reiko / Daikin U.S. Corporation
Nomura Holding America Inc. / Sompo International
Daiwa Capital Markets America Holdings Inc.
Ito, Mary / KATO, Shizuko / Marubeni America Corporation
Mizuho Americas / Sumitomo Chemical America, Inc. / Hirose, George
KORN, Chizuko / NISHIBAYASHI, Yosuke / TAKEDA, Katsuo
Nippon Life Americas, Inc. / The Norinchukin Bank / IWAMA, Midori
SHIMOMURA, Masaki

2022 52nd JAA General Scholarship Committee
Co-Chairpersons:Ryoichi Shinke and Satoru Murase
Members:Nobuhisa Ishizuka, Makoto Iwahara
Maki Kano Lueckerath, Susan J. Onuma,Koji Sato

2022 16th JAA Honjo Scholarship Committee
Chairperson:Gary S. Moriwaki
Members:Yuzuru Anzai, Susan J. Onuma, Koji Sato, Katsuo Takeda

第17回日系人会桜まつり 感謝を示し2本を植樹

民舞座のメンバーと森大使、佐藤会長等、NY市公園課の皆さん (All Photos by George Hirose)

民舞座のメンバーと森大使、佐藤会長等、NY市公園課の皆さん (All Photos by George Hirose)

一緒に踊る森大使(写真中央)と民舞座の皆さん

一緒に踊る森大使(写真中央)と民舞座の皆さん

仁風会の皆さん(左)と、JAAコーラスの皆さん

仁風会の皆さん(左)と、JAAコーラスの皆さん

晴天の、八重サクラが満開な430日第17回サクラ祭りがフラッシング・メドウ・コロナ・パークで、JAANY市公園課の共催で開催されました。

壮大な僧太鼓の演奏から始まり、田中智弥さんの指揮でJAAコーラスの美しい歌声、ニューヨーク沖縄クラブ仁風会の三線、琉球踊りと歌、民舞座/ジャパニーズ・フォークダンス・インスティテュート(主宰・鈴木百)の民舞と花笠音頭パレードが華やかに繰り広げられました。来賓の在NY日本国総領事森美樹夫大使とフラッシング・メドー・コロナパーク責任者アンソニー・サマ氏の挨拶がありました。毎年ご支援の稲垣千枝子夫人は今年はご欠席されました。晴天のサクラの散る中、会員、地域の人々は、サクラ祭りを楽しみました。

今年は、2003年の第一回サクラ祭りから、伝統的な花笠音頭などを披露して、魅了してきましたジャパニーズ・フォークダンス・インスティテュート(鈴木百・主宰)の創設30周年です。これを記念にしてしだれサクラを植樹しました。そして、昨年、予定していましたフラッシング・メドー・コロナパークにこの20年間サクラの木を世話していただいた感謝の意を表し、記念のサクラの木を植樹をしました。今年も新しいサクラの木2が、このサクラの園に加わりました。

今年のサクラ祭りは委員長:スーザン・マッコーマックさん、アドバイザー:スキ・寺田・ポーツさんとスーザン大沼さん、写真:ジョージ廣瀬さん、ボランティア:リキ・伊藤さん、マイク相田さん、中野ケンジさん、滝田佳功さん、森本マリさん等日系ライオンズクラブの皆さんと ユキ金重さん、清水広子さん、中西慶子さん、焼山元恵さんと野田美知代さんでした。伊藤園からお茶と石田圭子さんのチャーターバスの経費、スーザン・マッコーマックさんからポータブル・トイレの経費の寄付がありました。ありがとうございました。

高齢者問題協議会 第14回サクラ・ヘルス・フェア
50のプログラムに1700人以上が参加

JAAは邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET/ジャムズネット)共催、在NY日本国総領事館の後援を得て49日から58日まで、第14回サクラ・ヘルスフェア「コロナの中、健康で安全な生活を過ごすには!みんなで楽しく学びましょう!」をテーマに、全ての年齢層を対象にしてJAAホールとオンラインによるハイブリッドで開催。50のプログラムに1729人が参加しました。

今年も日米の専門家を迎えての最新の婦人科系ガン治療法や緩和ケア医師によるアドバンスケア、子供の歯や眼の治療や蘇生術について、帰国を考えている方へのアドバイス、移民法等の無料相談、唄と踊り(よさこい)、茶道、書道等の日本文化プログラムに多くの方が参加されました。特に、YouTubeでの古本武司さんの日系人強制収容所から80年のストーリーには、多くの反響がありました。

また、ライオンズ大学の中、日本の司法書士による「おひとり様永住帰国」の講演は多くの方が見ていました。

NYで160年ぶり! ジャパン・パレード開催

日本から支倉常長使節団が米国を訪問して160年を記念して行われたジャパン・パレード。コロナで2年後の今年514日に開催されました。

90グループの参加者の中に、JAAJAA外務大臣杯軟式野球チームとタック・古本さん率いる日系2世部隊が参加しました。タック古本さんにゲーリー森脇さんが「The GO FOR BROKE」の旗を掲げて続きました。

そして、日本に野球が伝来して160年でもあり、Mr. & Mrs. METSの後に、JAA外務大臣杯軟式野球チーム40人が加わりました。JAAチームは全員ピンクと白のJAAロゴ入りのTシャツを着て、スキ・寺田ポーツさんとスーザン大沼名誉会長のオープンカーを先頭にして、佐藤貢司会長、安西弦副会長、ロバート・柳澤先生など、30人が参加しました。皆さんは、参加して良かったと話していました。

会員の皆様の、沿道からの多くの声援ありがとうございました。

ニューヨークで活躍する 日本人・日系人美術家展覧会2022
作家30人、58作品展示

レセプションに出席した出展作家たち

レセプションに出席した出展作家たち

今年で26回目となる「ニューヨークで活躍する日本人・日系人美術展」を、後援:在ニューヨーク日本国総領事館、週刊NY生活、よみタイムで、512日から21日までJAAホールで開催しました。

1996年、26人のアーティストの皆さんのご協力でスタートしましたこの展覧会、その当時からの出展作家は、篠原有司男さんを筆頭に、森本博光さん、野田正明さん、佐藤正明さん、作山畯治さん、佐々木健二郎さん、依田順子さん、依田寿久さんです。そして、今年は、久住真理子さん、大野廣子さん、六郎田美樹さん、サトウ・リホミさんの4人が新しく加わり、3058点の作品を展示しました。第一回から後援していただいています在ニューヨーク日本国総領事館には、感謝の気持ちでいっぱいです。

512日のオープニングレセプションには、在ニューヨーク日本国総領事館広報センターの村上顯樹(けんじゅ)センター長にご挨拶を頂きました。

今年で90歳になる篠原有司男画伯を始め、出展作家など100が、in personで参加され、COVID-19の感染を気にかけ、マスク着用で、展覧会を楽しみました。

出展作家:服部夏子、ジョージ廣瀬、広瀬公美、百田和子、市村しげの、河合敦子、*久住真理子、三浦良一、森本洋充、森本和也、森戸泰光、永野みき、野田正明、岡田桂、*大野廣子、小野知美、作山畯治、佐々木健二郎、佐藤正明、*サトウ・リホミ、澤野水纓、篠原乃り子、篠原有司男、竹田あけみ、渡辺啓子、セツ子・ウインチェスター、依田順子、依田寿久、依田洋一朗 30 (*新人)
お買い上げの方々:ジョージ廣瀬、マチ子・フリック、レイコ・ブロディー、セツコ・ウインチェスター
会場ボランティア:青野栄子、百田和子、加藤静子、コーン千津子、中西慶子、清水広子、焼山元恵 ご支援ありがとうございました。(敬称略)

メモリアルデー日本人墓地墓参会
先人の功績に感謝を

五月晴れの中、530日のメモリアル・デーに、クイーンズ地区マウント・オリヴェット日本人墓地で恒例の墓参会が行われ、森美樹夫在NY日本国総領事、佐藤貢司JAA会長、竹田勝男JAA副会長、仏教会(シリル池宮、イザベラ・バーナード両住職)NY日系ライオンズクラブ(滝田佳功会長)、ニューヨーク日本人学校(岡田雅彦校長)NY育英学園(岡本徹学園長)など約30人が参列しました。

竹田勝男JAA副会長の司会で、NY仏教会住職の読経、各自が献花と焼香そしてソプラノ歌手の田村麻子さんが「おぼろ月夜」などを歌いました。

前日にボランティアが清掃した墓石には育英学園の生徒手作りの日米の小旗が飾られました。現在、同墓地には100名近い日本人、日系人と無縁仏の霊が眠っています。

3.11フードバンク 暖かい食事届ける

311日、長期にわたる激しいパンデミック期間中にも関わらず日系コミュニティ全体が団結して集められた8400ドル相当の食品・飲み物がNYフードバンクに寄付されました。NY総領事館広報センター奥奈津子次長、スキ・ポーツJAA名誉理事、三菱UFJ銀行越和夫常務執行役員、ジョシュア・ウォーカージャパン・ソサエティー理事長、佐藤貢司JAA会長、ユキ・カネシゲJAA副会長、ゲーリー森脇JAA終身顧問等が参加して贈呈式が行われました。皆様のご協力で、JAAと在NY日本国総領事館が主催するこのボランティア活動を可能にし、フードバンクからも非常に感謝されました。

これらの寄付は700ポンドの日本の米(その半分は東北からのものでした)と共に温かい食事用に使用されます。お疲れさまでした。

Special thanks for support go to: MUFG BANK Ltd., Mitsui & Co. (U.S.A.), Inc. Mitsubishi Corporation (Americas), Sumitomo Corporation of America, ITO EN (Rona Tison), Japan Society (Joshua W Walker), Bokksu (Danny Taing), Sunrise Mart (the Yoshida family), Dainobu (Kota Muramoto), All Nippon Airways, The New York Japanese-American Lions Club, JMSA: Japanese Medical Society of America, Dr. Takako Takeshige, Shizuko Kato, Jill Cornell

Volunteers / Contributors: JAA/ Michiyo Noda, Naomi Miyakita, Koji Sato, Susan Onuma, Kenji Nakano, Karl Palma, Suki Terada Ports, Gary Moriwaki, Susan McCormac, George Hirose, Hiroko Shimizu, Noriko Furuhata, Taylor Yumi, Higashi-Ho Sandra, Kenny Jewelle Yamada, Eiko Aono, Keiko Nakanishi, Julie Azuma, Marc Iyeki, Shoko Noguchi, Amara Hoshijo, Ezra Berkenwald, Akira Imani, Kyoko Ohnishi, Kathleen Wah Lee, Endo Yu, Akemi Takeda, Dr. Yuzuru Anzai, Elizabeth Clarke, Kristina Bilello, Mary Stack, Yuki Kaneshige, Shukan NY Seikatsu

Consulate General of Japan in NY/ Gerald DeMattia, Hideyuki Ishii, Kenzou Shimizu, Natsuko Oku, Masanari Taniai, Yuki Kuramochi, Uyanga Ayur, Chiaki Torisu, Pearl Lam, Satsuki Morisaki, Zekkas Stylianos, Mukti Sulistiono, Jesse Taylor

第36回JAA外務大臣杯軟式野球大会 (6月12日までの報告)

ランドルズではブラックヤンキース応援のマナミさん、セントラルパークではベーブ応援の致里さんが 2022年度開幕戦の始球式を務めました

ランドルズではブラックヤンキース応援のマナミさん、セントラルパークではベーブ応援の致里さんが 2022年度開幕戦の始球式を務めました

51()に開幕した第36JAA外務大臣杯軟式野球大会。雨のため数回キャンセルとなりましたが、612日で5試合を消化。球場はセントラルパーク・ノース・メドーとランドールズ・アイランドで日曜日の朝に試合が行われています。

今年は13チームがエントリーし、リーグ戦・交流戦が71杯まで行われ、ABブロック各4位までの8チームがプレイオフ(8月・決勝トーナメント)に進出です。リーグ戦は終盤に突入。

最新情報・詳細は以下のサイトで
jaabaseball.blogspot.com/
www.facebook.com/jaabaseball

日本語研修会

春の日本語研修会は42日に行われ、日本からの参加者も含め40名が参加した。講演は 日本からズームで行われ、同志社大学の清水泰生先生が「日本語教育におけることわざ教育の現状・課題・可能性そして今後への展望について」という題で話された。ことわざは日本語教育ではあまり取り入れていない傾向があるが、「一か八か」など音の響き、リズムなどがあり、その国の文化を反映するもので、ことわざを改めて考える良い機会となった。クラスでの効果的な導入として、「犬も歩けば棒に当たる」など日常生活で起きた事をことわざで表現するという事、また初級のクラスでも「一石二鳥」など簡単な絵を使えばわかりやすいという説明があった。韓国から中島先生がアプリの紹介、日本からは「世界ことわざ比較辞典」の著者である山口先生の参加もあり、ことわざは万国共通するものがあるという話もあった。ことわざについて理解が深まる、良い研修会となった。
小玉修子/日本語教育委員会委員長記

第17回秋のヘルス・フェア 企画提供者募集中

秋のヘルス・フェアとして、910()から102()までJAAホールとオンラインのハイブリッドで開催します。

「健康で、安心したニューヨークライフを送るために」をテーマに、従来通りの日米の高齢者福祉の情報、年金や遺言、介護、認知症の予防やエクササイズや、書道や華道、健康で子供から大人まで楽しめる企画を予定しています。現在、企画提供者を受付中です。

第28回JAAチャリティーゴルフ大会
9月26日(月)参加者募集!

今年で28回目となるJAAチャリティーゴルフ大会を926()Harbor Links Golf Course North Hempstead New Yorkで開催します。全日空 ビジネスクラスNY-東京往復航空券を始め豪華賞品が当たります。参加費$260 ($100税控除) です。

JAA 115周年記念晩餐会
12月12日に開催予定

詳細は決まり次第お知らせします。

 

おめでとうございます!

JAA理事 古本武司氏 旭日単光章を受章

受勲したフルモト氏(左)と村上広報センター長

受勲したフルモト氏(左)と村上広報センター長

628日、在NY日本国総領事公邸で、古本氏の叙勲伝達式が行われました。氏のアメリカ合衆国における日系人社会の地位向上及び日本・米国間の相互理解の促進に寄与したことで、受章しました。当日は、地元フォートリーのマーク・ソコリッチ区長が祝辞を述べました。

ありがとうございました! 田中智弥さんボストンへ

2015年から7年間JAAコーラスのディレクターをしていました田中智弥さんが、この度ボストンへの移住を機に、お辞めになりました。新生活、お幸せにお過ごしください。素晴らしいソプラノが聴けなくなり、残念です。

敬老会 & ソーシャルサービス

4月のお誕生日の皆さんと敬老会

4月のお誕生日の皆さんと敬老会

414日と28 14回サクラ・ヘルス・フェアの一環として春の敬老会を行いました。14日は愛世梨乃(歌・三線)と小川智也(ギタリスト)の演奏を楽しみ、28日はIWAKI Bandの歌を楽しみ、安西弦医師の「ブースターのお話」を聞きました。

5月の敬老会は526日、6月の敬老会は69日と23日。BentOnのお弁当とIWAKI BANDの懐かしい歌を楽しみました。参加者は毎回IWAKI BANDの演奏を楽しみにしています。岩城バンドのみなさん、ありがとうございます。

Obituary

  • 会員の三谷照子さんがRegal Heights Rehab.で4月7日に亡くなりました。享年84歳。
  • 会員の大島聖子さんが自宅で4月19日に亡くなりました。1980年から日系人会理事・副会長を務め、敬老会や美術家展の設立に貢献し、NY日系社会の文化・福祉の向上に寄与しました。享年88歳。
  • 会員の難波達治先生がニューヨークのCalvary Hospitalで5月29日に亡くなりました。神経の研究に貢献され、長年にわたる日系人会奨学金のサポーターでした。晩年はイザベラハウスで過ごされました。享年95歳。
  • 会員のストーン・かずこさんは日本で6月1日に亡くなりました。ニューヨークから世界に向けて30冊以上の幼児向け絵本を精力的に出版されました。享年76歳。
    ご冥福をお祈りいたします。

皆様のご冥福を心よりお祈り致します。

 

日系人会の顔

新JAA会長 佐藤貢司
親子2代でJAA会長に。日系社会に貢献したい!

President Koji Sato佐藤貢司氏は195995日、ニューヨーク州マンハッタンで誕生。父親(佐藤登)は日本の中央大学法学部を卒業後渡米、UCLAで学んだ後、1956年ニューヨークで「AZUMA」を創業、1958年に菊江夫人と結婚し、兄弟で7軒のギフトショップを営むようになりました。

5歳までマンハッタンに住み、その後、ウェストチェスターに移り、9年後、家族でタリータウンに転居、ハックリースクールに通学。母親・菊江夫人の日本語と日本文化への教育方針から、家では日本語を話し、週末は日本語学校に通学。週末、漫画を読み、野球をして過ごす友人をうらやましく思っていました。しかし今、日本語の語学力を与えてくれた母親と日本人学校に感謝しています。そして、小学4年生から中学3年生まで、毎夏、母の家族が住む日本に滞在し、日本の学校にも通い、勉強に加え、給食当番や、教室・学校の清掃なども担当。彼は、これが責任と尊敬についての重要な教訓を学んだと話しています。

コルゲート大学からニューヨークロースクールに進学。卒業後、1986年から、日本企業との仕事を希望していたので、東京に居を構え、ケリー・ドライ&ウォーレン法律事務所の系列事務所である外立法律事務所でニューヨーク州弁護士として、米国などの国々と国際ビジネスを行う日本の大手企業を担当しました。1990年、妻と日本で生まれた2人の子供と共にニューヨークに戻り、ケリー・ドライ&ウォーレン法律事務所に勤務、1995年、オリエント・コーポレーション・オブ・アメリカ社にジェネラル・カウンセルとして就職、すべての法的問題を担当しました。現在、オリエントコーポレーションの上級副社長兼法務顧問を務め、米国のすべての事業を監督しています。

父親の佐藤登元JAA会長(198990)の足跡をたどり、JAA/ニューヨーク日系人会の会長を務めています。JAAとの出会いは、20代前半にJAAのミス日系コンテストで司会を務めたときでした。2004年にJAA理事に、2009年には副会長に選出。このようなJAAとの深い関係が生まれたのは、フランシス・蘇木JAA元会長(198386)とスーザン・大沼前JAA会長(201421)のお陰であると話しています。この2人はケリー・ドライ&ウォーレンでのメンターであり、佐藤貢司会長のJAAと日系社会への関与に大きな影響を与えました。

今後も、オリエント・コーポレーションの現地責任者として、そして、JAAの会長として、職務に専念したいと話しています。

2人の子供は結婚して、光恵夫人との二人暮らし。最近、可愛らしい孫2人に恵まれました。
Interviewed by Anna Chung, intern from Princeton University