(左から)アキザワ氏、バレンタイン氏、
森脇会長

JAA東日本大震災救援基金に関して
経済復興支援が急務
[ゲーリー森脇会長からの報告]

私は2011年の9月に「次代の創造工房」「ピース・ボート」「JOICFP」の3団体の事務局を訪問、JAA 東日本大震災救援基金から、それぞれ、10万ドル、12万5000ドル、12万5000ドルの寄付の贈呈式を行ないました。
同時に、被災地で新ビジネスの立ち上げを支援しているグループのETCI(Entrepreneurial Training for
Innovative Communities)と、All Hands (桑名英一氏の友人ヘンリー・タナカ)を訪問しました。そして、被災地石巻市を訪問、救援により、目を見張る整備がされていました。
しかし、活気のある商店街からは程遠く、整備はされているが閉店中の店が多かった。東北地方の人々にとってビジネスの復興が何よりも求められていると実感しました。JAA
も今後、その観点からの支援を進めていきます。
11月28日と29日に再度、東北を訪れました。ボビー・バレンタイン氏が企画した、被災地の子供の為のチャリティ・イベントに参加して、彼と共に仙台に向かい、東北大学病院を訪問し、Americaresのスタッフ、病院の医師や関係者と有意義な意見交換をしました。
12月に入り、私は桑名英一、由美夫妻等と国会議員、Peace Boat、ETIC, All Hand (ヘンリータナカ)、JEN
やJapan Platform 等の被災地復興に携わっている団体の方と話し合いの場を持ちました。
震災地では経済復興のみならず、特に、地震、津波、被爆での仮設住宅や転居での高齢者や子供、失業者の精神的・身体的影響が心配されていました。
JAA は東日本大震災の1周年にあたる2012年の3月11日にむけ、義捐金募集などの行事を通して、被災地への支援活動を続けていきます。12月22日、JAA
東日本大震災救援基金実行委員会を開き、今後の寄付先などについて話し合います。
JAA に東北大学病院と宮城県から、Americaresを通しての医療支援物資を送ったことへの感謝状が届きました。



(左から)廣木大使、伊藤さん、森脇会長、伊藤リキさん

伊藤さん、100歳おめでとう!
廣木大使から記念品贈呈

12月15日(木)、今年最後の敬老会で、廣木重之大使から来年100歳になる伊藤治男さんに、祝状と記念品が贈呈されました。
式典にはゲーリー森脇会長や、伊藤さんの娘、伊藤リキさんも駆け付け、長寿を祝福。
伊藤治男さんには廣木重之大使から、野田佳彦内閣総理大臣からの祝状および記念品の銀杯が贈呈されたほか、鳩山邦夫元総務大臣や東京都台東区議会議員からなど、多数の祝電が寄せられていました。
花束や記念品を受け取った伊藤さんに、場内から大きな拍手が起こると、伊藤さんはとても嬉しそうに笑顔で答えていました。
本当におめでとうございました。



第54回JAA恒例イヤーエンド・ディナー
渋谷先生へJAA功労賞

12月2日金曜日の夜、クラウン・プラザホテルで、今年54年目のイヤーエンド・ディナーを、在NY日本国総領事廣木重之大使ご夫妻を始め120人のゲストを迎えて開催しました。
午後7時半、大島聖子実行委員長の開会の辞、スーザン大沼名誉会長の歓迎の挨拶の後、福島県から訪米中の小熊慎司参議院議員が東日本震災においての多大な支援に感謝の言葉をのべ、被災者の冥福と、今年お亡くなりになりましたJAAの先駆者ミツ・クラハラ、ジョージ湯沢、フランシス蘇木、スティーブ和田各氏の冥福を祈り、キャンドル・サービスと黙祷を行ないました。
木曽敏夫元会長の音頭で、大根田勝美副会長寄付のワインで乾杯、晩餐会が始まりました。食後、廣木大使は、2月の赴任から現在までをお話され、JAAの大震災救援支援活動に感謝の述べ、来年は日本が米国にサクラを寄贈して100年の「Centennial
Celebration of the Gift of Trees」を開催すると発表されました。
表彰式に移り、敬老会で健康についての講演や相談に長年乗っています渋谷欣一先生にJAAボランティア功労賞が授与されました。

クニ・三上とスイ_ング・ファイヴ・バンドの生演奏とラリタ・ガスキンスの歌でのダンスや鈴木百先生指導で「炭鉱節」を楽しみました。
午後9時すぎから恒例のラッフル抽選が始まり、一喜一憂のざわめきの中、特賞のIACEトラベル寄付のアメリカン航空米国内線往復チケット2枚は本谷まさこさんに、チャイナ航空NY/大阪往復エコノミークラス航空券はとみこ・テイラーさんに当たりました。
市田マスオさんによるピカソのオークションが続きました。さらに、60以上のドアプライズも用意されました。
大根田副会長は、今年も10人のボランティアをご招待しました。

*寄付者・会社は下部に掲載しています。


(左から)大沼名誉会長、渋谷欣一夫妻、廣木大使

(左から)IACE石田会長、本谷さん、テーラーさん、チャングさん

キャンドル・サービスと黙祷

鈴木百先生指導で「炭鉱節」を踊る参加者たち

Photo by Masao Katagami


JAAグランドバザー報告
売上げ総額1万ドル以上

朝から秋晴れの11月5日、午前10時の開場前から大勢の来場者が列を作り、終日JAAホールは盛況で身動きがとれない状態でした。
ブランドの衣類、アクセサリー、雑貨、手芸品、食品・喫茶コーナー、古本市、着物や和小物など各コーナー共に賑わい、当日来場できなかった人のためにアフターミニバザーを図書室で12月15日まで行ったところ、総額1万4486ドル24セントの売上げとなりました。
また、ラッフルの特賞「アメリカン航空米国内往復チケット」は、ソーシャル・サービス部ボランティアのナンシー・アレクサンダーさんと白川昭夫さんに当たり、ゲリー森脇会長から目録が手渡されました。
寄付をお寄せくださった皆さま、準備や当日にお手伝い下さいましたボランティアの皆さま、ご協力ありがとうございました。

ラッフル特賞当選者(中央)と
ゲーリー森脇会長(右)

「美味しい」と評判のJAAどら焼き

今回も多くの来場者で賑わった

ゲストはウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロ
サイレントオークションすべて完売


ウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロ

挨拶をする廣木重之大使

雨模様の11月16日午後6時からJAAファンドレイジング晩餐会を、夜景が美しいソニークラブに於いて開催しました。
ゲストアーティストにウクレレ奏者の第一人者、ジェイク・シマブクロを迎え、ジェイクのウクレレのジャンルを超えた演奏、日本の「さくらさくら」やジョージ・ハリソンの「While
My Guitar Gently Weeps」などで、会場は大いに盛り上がりました。
参加者は廣木重之大使を始め、米国三井物産河相光彦社長ご夫妻、東京三菱UFJ銀行田中正明米州総代表・専務執行役員、トーキョーマリーン・マネジメント綿貫宏行社長ご夫妻、伊藤園ノースアメリカ本庄洋介社長、JCCI狩野務専務理事ご夫妻、日本人医師会の皆様、JAA会員で、会場は満員でした。
アメリカン航空のビジネスクラス2枚、人間国宝島岡達造作の益子焼花瓶、その他酒、絵画、ディナー券など24点のサイレントオークションを行ない、すべて完売しました。
このファンドレイジング晩餐会は昨年から、JAAの活動を維持し、コミュニティーのニーズにあったプログラムを追加する為の資金調達を目的として始められました。

ジェイク・シマブクロ
プロフィール

1976年11月3日、ハワイ州ホノルル生まれ。
02年7月、ソニーレコードよりデビュー。ウクレレという楽器の即興性を活かしつつ、あらゆるジャンルの音楽を演奏して、ウクレレ=ハワイアンという概念を覆した。06年、日本映画『フラガール』のオリジナル音楽が、高い評価を受けヒットに。09年末、王室御前コンサート「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」にて英国女王エリザベス2世を前に、ベット・ミドラーと共演。10年には、LAで開催された「TED
Conference」で、アル・ゴアやビル・ゲイツの前で堂々たるパフォーマンスを披露。
今年1月、7作目のオリジナル・フル・アルバム『PEACE LOVE UKULELE』を発表。クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」をウクレレ1本で再現する等、未だ進化が止まらない、ソロ・デビュー10周年を迎えたジェイク・シマブクロです。


2012年度役員・理事選挙総会 

11月28日午後7時から、JAAホールにおいて、2012年年度の選挙総会が開催され、ゲーリー森脇現会長が再任、5期目を務めることとなりました。
新副会長にジュリー・アズマさんとデビット廣村さんが選出、承認されました。
今期で任期改選を迎えた28名の理事は再選されました。
長年、JAAへ物資両面で多大なご支援を下さいました副会長の大根田勝美さんと理事のジョージ堀重さんが一身上の理由にて辞任されました。長年のご支援に御礼申し上げます。

2012年度役員
会長:ゲーリー森脇
副会長:ジュリー・アズマ、デビット廣村、石田圭子、
岩原誠、岩崎雄亮、満仲恒子、村瀬悟、大島襄、大島聖子、
スキ・テラダ・ポーツ、佐藤貢司、竹田勝男
主事:佐藤貢司
副主事:デビット廣村
会計:藤田哲哉
副会計:米野健一

*2012年度の理事の名前は、新年号に掲載致します。


おしらせ
年次総会・懇親会
2月1日(水)

年次総会・懇親会を2月1日(水曜日)午後6時からJAAホールで開催します。2011年度会計報告および2012年度の役員・理事、各委員会の委員長紹介と懇親会を行います。


2012年度
会員更新フォームについて

12月下旬、「2012年度の会員更新フォーム」をお送りいたしました。
皆さまの引き続きのご協力をお願い申し上げます。
現在、災害や緊急時により迅速に対応し、生活の安全や質を向上するための情報を適時にお届けできるよう務めています。
変更事項のみ御記入下さい。皆さまの個人情報はすべて守秘され、氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスは日系人会でのみ使用、会員の皆さまの許可なく外部に出されることは一切ありません。
皆さまのご理解をお願いいたします。


お知らせはEメールで迅速に

JAAからのお知らせは 郵送よりも迅速にEメールで受信出来ます。
ご希望の方はinfo@jaany.org
にご登録下さい。



11月の敬老会

■11月10日(木)今年で9年目となる加藤孝良フランス料理シェフご招待の感謝祭ディナー敬老会を開催しました。
今年も、加藤孝良シェフが仕入れから料理に三日間をかけて、160人分のロースト・ターキー、スタッフィング、野菜の付け合せ、クランベリーソース、パンプキン・パイの感謝祭フルコースディナーを作りました。参加者、ボランティア、演奏者、ランチデリバリーを受けた高齢者、すべての方が美味しく頂きました。お食事の後は、童謡歌手の古田瑤子さんの唱歌と三升家小勝師匠の落語、そして最後にK.
Iwaki Bandとトルコ行進曲、北の宿からなどのカラオケを楽しみました。

12月の年越し敬老会

■12月15日(木)は、今年最後の敬老会「年越し・お節敬老会」。ボランティアが3日間かけて料理したお節料理と年越しそばを頂き、今年一年の息災を喜び、来る年の健康を祈りました。
120人以上の参加者、30人へのランチデリバリー、20人以上のボランティアが、少し早いお節に舌鼓をうちました。
廣木重之大使から来年100歳になる伊藤治男さんに、内閣総理大臣の祝状と記念品が贈呈されました。参加者全員が大きな拍手でお祝いしました。JAAから初めての受賞者です。心から祝福いたします。
今年も、サンライズ・マートの好田忠夫社長から、壮年会の桂川昌枝さんを通して、お正月プレゼントとしてJAAシニア会員へ150枚のサンライズ・マート商品券が贈られました。そして、渋谷欣一先生が「季節と健康」についてお話しました。

11月、12月ともに、お誕生会とK. IWAKIバンドによる懐かしい歌の数々でカラオケを楽しみました。K. Iwaki Bandの一員である小栗ミチルさんが病気で当分お休みします。元気な姿でバンドに復帰することを、皆でお祈りしましょう。



11月14日(月)定例会セミナー「フェイスブックを使ってみよう・ビジネス実用編」を開催しました。
参加者50人が講師の平山幸江さん(日米リーテールコンサルタント、中小企業診断士)のフェイスブックの活用法の利点とリスク対処法を熱心に聞いていました。
女性実業家の会では起業や社会の話題を取り上げての例会を行なっています。



アップルキッズは、NYこどもサポートとの共催で、12月10日(土)に講演会「3歳までの子どものためのサービス。ニューヨーク州の早期介入プログラム(EI)ってなに?」を開催しました。
約20名が参加。EIは3歳未満の子どものためのプログラムで、子供の成長を複数の専門家が見守り、言葉や発育を促すためのセラピーなどを無料で受けられるもの。同サービスは、必ずしも発達障害とは関係なく、言葉や発育が少し遅いように思われる場合などにも気軽に相談できます。
講演会では、EIコーディネーター近藤香氏が、EIプログラムについてわかりやすく説明。
講演後の質疑応答では参加者から同サービスや子供に関する質問が多く出ていました。
また、今回共催した「NYこどもサポート」は、ニューヨーク州EIプログラム(EIP)についての情報を日本語で提供することを目的にした、親たちによるボランティア・グループです。


Thank you very
much for your support of JAA !
We wish you every happiness this Holiday Season and Throughout
the Coming Year!

54th JAA Year End Dinner
Eiko Aono, Namie Suzuki Appelbaum, China Airlines, Daiei Trading,

Ken Egawa, Reiko Seo Hsia, IACE Travel, Masuo Ichida, Chieko Inagaki,
Masayoshi Ikuta, Kawasaki Heavy Industries, KOKORO, Chizuko Korn,

Mitsubishi Gas Chemical America, Yoshie Mooney, Cobi Narita,
Katsumi Oneda, Hiroharu Okamoto, Motoatsu Sakurai, Sakura Shoji,

Masako Sakai, Yoko Sasaki, Kinichi Shibutani, the Takeshige Family,

Setsuji Uematsu and Teruko Yamagata.

Nov. 16 Fund Raising Dinner:
Benefactors ($10,000 and up)
Mr. & Mrs. Shigeo Kida
Patrons ($5,000 and up)
Japanese Medical Society of America, Inc.
ITO EN (North America) Inc.
Japanese Chamber of Commerce and Industry
NRS Logistics Inc.
Hiroko Onoyama
Susan J Onuma/Gary S. Moriwaki
Tey Enterprises, Inc. (川廷秀敏)
Supporters ($1,000 and up)
The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ
Cook Pine Capital LLC
Different Roads to Learning,
Robert K. Emy
Kumiko Hasegawa
Chieko Inagaki
Alyce Matsumoto
David & Lisa McCullagh
Mitsui & Co. (U.S.A.), Inc.
NHK Cosmomedia America
Pasona NA
Tokio Marine Management
Friends ($500 and up)
Gregory Fukutomi, Ann Harakawa, Kimiko Inouye, Keiko Ishida,

Tsuneko Mitsunaka, Michiyo Noda, Fusako Ohta, Kozo Osaki,
Hazue Tamura Rogers, Nobuko & Motoatsu Sakurai,
Maysuko Shibutani, Michi Tahara & Kenji Yoshikawa
Others
Tetsuya Fujita, Mary Ito, Toyokazu Matsumoto, Fumi Raith
Silent Auction donors:
American Airlines, King Pacific Lodge, Shinichi Doi, Wine of
Japan Import, Inc./Robb Report
Sophia Grineva, Katya Grineva, Ito-en (North America), Inc. Kikuichi
New York, Inc.
Mr. and Mrs. Bon Yagi, Hiroko Onoyama, Susan J. Onuma

Donations to General Fund
$1,000 from Tomiko Sakazume
$1,000 from Mr. Haruo Ito
$661.00 from Ms. Michi Tahara (シニア無料ヘアーカットをして下さっている田原ミチさんより今年のチップが寄付されました)

Corporate Supporters 企業会員 as 12/20/11
*

Ajinomoto North America
Brother Int’l Corp.
Canon USA, Inc.
EISAI USA Foundation
Ito En (North America), Inc.
JFC Int’l Inc.
Kajima Foundation
Kawasaki Heavy Industry
Mitsui & Co., (U.S.A.), Inc.
Kajima Foundation
Orient Corp. of America
Pasona N.A.
Sojitz Corp. of America
Sumitomo Corp. of America Foundation
Toshiba America, Inc.
The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ

Donation in memory of Mr. George Yuzawa
Alyce Matsumoto, Louise & Gershon Locker
Donation in memory of Mr. Francis Y. Sogi
Julie Azuma, George Mukai, Yumoto, Ota & Miyazaki Law Office,

Sanyo Corp. of America, Dr. Camilo T Uy, Kelley Drye & Warren,

YKK Corp. of America
Donation to Hartman Sakazume Scholarship Fund
$4,000 from Tomiko Sakazume

・20 tickets donated by The New York Mixed Chorus’s Annual Concert
on Nov. 19 at New York Society for Ethical Culture Concert Hall.
・20 tickets donated by the Men’s Glee Club of New York 12th Concert
on Dec. 3 at Saint Peter’s Lutheran Church.

皆様、ありがとうございました!

11月19日(土)、キャラバン・メイトの小林利子さんはNJ日本人会に招待されて、NJで初めての認知症サポーター講座を折り紙を通して行ないました。その折り紙は現在、退役軍人の施設に展示されています。
今後、小さいグループを対象に認知症サポーター講座をしていきます。お友達同士お茶を飲みながら認知症を学びませんか?ご希望の方はご連絡下さい。
高齢者問題協議会は11月30日、今年最後の定例会を行い、来年はサクラ・ヘルス・フェア、シニア・ウイーク以外にもコミュニティーのニーズにあった講演会を随時開催していくこと、色々なシニアの相談事例を話し合い、より良いネットワーク作りを行なうことなどを話し合いました。

イザベラハウス
クリスマス・ パーティー

30人以上の日系人・日本人が入居しているイザベラハウスで、12月19日午後5時からクリスマス・パーティーが行われました。
日系人会から野田美知代事務局長、JAAコーラス部の皆様などたくさんの方が招待されました。


○会員の土肥信一元メトロポリタン美術館学芸員(修復師)が、春の叙勲で旭日双光章を受章しました。伝達式が9月6日、公邸で行なわれました。

○日系人会理事の一戸小枝子さんが率いる一戸小枝子ダンスカンパニーが、創立40周年記念公演を12月3日、エイリー・シティーグループ・シアターで盛大に行ないました。
一戸さんはNYのモダンダンス界で日本人振付家の第一人者として、代表作「源氏物語」など、この40年間活躍してきました。

○会員の飯村昭子さん(元OCSニュース編集長)が、ジョナス・メカス著「メカスの難民日記」を翻訳しました。JAA図書室に寄贈されました。ありがとうございます。


(左から)ヨシナガさん、ムカイさん、ヤマグチさん

○会員のジョージ・ムカイ、ジョン・ヨシナガ、カズ・ヤマグチ各氏は、11月2日、Emancipation Hall
at United States Capital Visitor Centerにおいて日系兵第100歩兵大隊、第442連隊戦闘団、アメリカ陸軍情報部に第2次世界大戦での功績を称え、Congressional
Gold Medal 勲章が授与されました。
ヨシオ・イトーさんは当日病気で参加できませんでした。
おめでとうございます!

*442部隊の記録フィルム「Go For Broke」の上映会を企画中です。


●ジョージ湯沢さん(96歳)が10月8日、キミ湯沢さん(94歳)が11月26日、イザベラで安らかに、ジョージさんの後を追うように永眠されました。11月28日、両人のメモリアルサービスを行ないました。記事をご参照下さい。

●フランシス・蘇木さんが11月3日ハワイで永眠されました。享年88歳。
1976年~79年までJAAの会長を務め、会の発展と人種差別問題に取り組まれました。LAの日系博物館の創設に尽力されました。
次号で蘇木元会長の経歴をご紹介します。

●ヨシオ・イトーさんが11月15日、イザベラにて88歳の生涯を閉じました。
ブロンクス生まれのイトーさんは442部隊に加わり、モンテカッシーノのイタリー戦で足を負傷しパープルハート章を受章。戦後時計の学校に行き、イエロータクシーの運転手をしてお金をため、ジュエリー店「Tower」を最初Broadway
& 79th St に、成功してパンナムビル200 park Avenue 内に開店しました。
夫人メアリーとはトロントで知り合い1960年に結婚しました。

●カズコ・リリー・カミツカさんが11月27日、イザベラにて永眠されました。
アーサー・カミツカ牧師の夫人。享年89歳。

●ノブ・ヤマグチさんが12月6日、イザベラで永眠されました。
ジョージ湯沢さんの親友でした。享年97歳。

蘇木氏はハワイ島コナで、イザベラ住居者はイザベラ等でメモリアルサービスが行われました。
日系アメリカ人として、第2次世界大戦を体験した皆様です。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


George
Katsumi Yuzawa

(February 21, 1915 – October 8, 2011)

Kimiko Yuzawa

(March 21, 1917 – November 26, 2011)

George Katsumi Yuzawa, New York City, originally of Los Angeles,
CA, passed away peacefully on October 8, 2011 at the age of 96.
Shortly thereafter, his wife of seventy-one years, Kimiko “Kimi”
(Hattori), age 94, also passed away on November 26th. Loving parents
of Gene (Wyckoff, NJ) and Pat Yuzawa-Rubin (Wilmette IL); in-laws
to JoAnne and Jack; grandparents to Seth and Emiko Rubin, and
James Yuzawa.

George was born in 1915, the eldest of two children of a successful
florist in the Los Angeles area. Influenced by his father, George
participated in numerous school and community programs. George
and Kimi (from Boyle Heights and from a family of five children)
wed in 1940. The WWII evacuation of Japanese Americans forced
the Yuzawa family to move to the Amache Relocation Center in Granada,
Colorado. There, George acted as education liaison and helped
develop the Center’s school system. In 1944, he was released from
“camp” and volunteered for the US Army(MIS), serving in Tokyo
until his discharge in 1946. He returned to the States, moved
his family to NYC and established a florist business with his
father. He owned Park Central Florist until he retired in the
1980s. Busy as he was, he always found time to continue his community
service. George was instrumental in the formation and nurturing
of many organizations such as: the JAA; the JACL NY (charter member);
JAHFA, Asian American Mental Health, West Side Federation for
Senior Housing, Asian Americans for Fair Media, the Nisei Investors
of NY, the Japanese American Lion’s Club of NY, and the Special
Ministry to the Japanese. George introduced many of our senior
members to the Isabella residential services, and helped establish
an exchange program between Isabella and eldercare professionals
from Japan. In 1981, George served as a member of the East Coast
Japanese Americans for Redress and helped organize the commission
hearings in NYC.

Along the way, George served the JAA in many capacities: vice
president, board member, and committee chair, as well as organizing
numerous Japanese cultural, educational, and preservation activities
in New York City. He helped establish the annual spring Sakura
Matsuri Cherry Blossom Festival at both the Brooklyn Botanic Garden
and Flushing, NY. In the late 1960s, George also helped design
the interior of the Japanese American United Church building,
where he also provided years of leadership as chair, member of
the board of directors, and, later, as one of its elders.

George received recognition and many commendations for his years
of service, including being named JACL (NY) “Man of the Year” (’75)
and receiving its Lifetime Achievement Award (’01); named a consultant
to the U.S.Commission on Civil Rights (’80,) resulting in an invitation
to the White House by President Jimmy Carter; recognized and decorated
by the Emperor of Japan, (receiving the Order of the Sacred Treasure,
fifth class, for his service on behalf of both Japanese and non-Japanese
people, ’83);
receiving the Isabella Geriatric Center’s leadership/LifetimeAchievement Award (’97); and the Governor’s Award for Excellence
from NY Governor George Pataki for work in the Asian American
Community.

George and Kimi resided in NYC until the mid-1950s when they moved
their family to Dumont, NJ. They lived there for almost fifty
years. Throughout the years, Kimi always supported George’s numerous
and varied activities while caring for work, home and family.
In 2005, they moved Isabella.

As the year comes to a close, we are saddened to say goodbye to
our friends, George and Kimi. JAA honors them both.