第22回JAAチャリティーゴルフ大会
秋晴れの中、80名参加
漆原ケンさん優勝!


高齢者問題協議会
第9回シニア・ウィーク@日系人会


第9回シニア・ウイークを9月9日(水)から10月3日(土)まで、JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)共催、在ニューヨーク総領事館後援で、JAAホールを中心に開催しました。総領事館、JAMSNETそして日本やニューヨーク在住の専門家のご協力を得て、今回もすべての年齢が参加できる約60のプログラムに約1400人が参加しました。今年で、9回目となり、コミュニティのシニア・ウイークに対する関心も増してきました。

安心した老後を過ごすための日米の高齢者社会福祉の情報提供と相談、更年期障害や認知症についての講演と予防、老後のサバイバル座談会やコミュニティ・カフェ、妊婦さんの座談会、エクササイズや健康法、こどもの二重国籍や国籍と将来の帰国、イザベラ高齢者施設訪問、そして、文化クラス体験、落語やオペラ、映画鑑賞など多岐にわたりました。


青柳領事部長と塩崎恵子さんの
国籍について

シニアのヘア・カット

スーザン大沼弁護士と老後の
サバイバル座談会

羽山徹さんのソーシャル
セキュリティーについて

ジョンソン敬子さんのチェアヨガ

安西弦先生の中高年の
身体の変化について

進藤由美さんの
「認知症ケアパス」について

市川俊治さんの日本の年金について

ベルシーゆう子先生の親子遊びの会

イザベラ高齢者施設見学

HEIANの認知症患者と家族の映画
“ペコロスの母に会いに行く”

雨宮弘奈のソプラノの夕べ

JAA108周年記念晩餐会

“Fund Raiser” for JAA Community Center として、12月4日(金)Harvard Club にて108周年記念晩餐会を開催します。ジャズ・ピアニストの大江千里さんのピアノ、若手新鋭ヴァイオリニスト三井エリカさんのヴァイオリンをお楽しみいただきます。

One Table: Gold $10,000
Silver$7,500
Bronze $5,000
Individual $500

サイレントオークションへの商品を募集中です。ご参加できない方は、是非JAA Community Center Fundへのご寄附をお願いいたします。招待状は10月末に郵送します。


東日本大震災救援基金
東北から看護学生8名訪米


8月10日、JAAホールにTOMODACHI Initiative Programとして、被災地から訪米中の8名の看護学生と先生2名を迎えて歓迎会を開催しました。学生の皆さんはそれぞれの訪米での抱負を語りました。「TOMODACHI」はUS-Japan Council と東京のアメリカ大使館の共催で、東日本大震災の復興と将来の指導者の育成に努めています。この度は、人災・自然災害に機敏に対応できる災害救援看護師の育成のために企画されました。今回の訪米グループは2週間に渡りニューヨークとワシントンDCを訪問しました。

10月27日午後6時からニューヨーク地区の東北部日本語教師会とJAA共催で被災地からNYを訪問する高校生の歓迎会及び体験発表会を行います。

JAAは被災地の復興と次世代のリーダーの育成を支援しています。



(左から)大津ANAセールスディレクター、くぬぎ総支配人、優勝した漆原さん、廣村大会委員長

2位の志村さん(左)

3位の船越さん(右)

グランドシニアの皆さん

ラッフル特賞を獲得した宗像さん(中央)

ラッフル1位を獲得した藤本さん(左)

今年で22回目となる、JAAチャリティーゴルフ大会が、秋晴れの中、9月21日(月)NJのハワース・ゴルフクラブで開催されました。参加者80名。
最初から、11番ホールにて、ノーマン・チャンさんと山本竜也さん2人が、現金1万ドルのホールインワン賞の快挙を達成しました。優勝した漆原ケンさんに、全日空ビジネスクラスNYー東京往復航空券を功刀(くぬぎ)秀記ANA米州総支配人から、優勝カップは大会委員長デビット広村氏から手渡されました。2位は志村トムさん、3位は船越りゅうじさんでした。ベストグロスの男性部門は山本竜也さん、女性部門は田原ミチさんが獲得しました。
50以上のラッフルでは、グランドプライズの全日空ビジネスクラスNYー東京往復航空券は宗像昌宏さんが獲得、IACEからの米国内線往復チケットは藤本功さんに当たりました。このチャリティーゴルフ大会は、JAAの活動を支える大きなファンドレイジングです。皆様のご協力に深く感謝致します。(下部に寄付者・社リスト掲載)
▼本大会委員長:デビット広村、田原ミチ
▼委員:江川清、榎田和久、石田圭子、小須田シゲ、鈴木祥、谷口ケーシー


第30回JAA外務大臣杯
ラジエーターズ19年ぶり2度目の優勝!

19年ぶり2度目の優勝を果たしたラジエーターズ

2位のじゃんくす

3位のジョーカーズ

 

第30回大会は節目の年です、開幕戦(4月26日)から8月16日の決勝戦まで、90試合の熱戦がランダラス島とセントラルパーク球場で繰り広げられました。18チーム(約300名の選手)がA・Bブロックに分かれ、総当たり戦の成績順で、上位4位までがプレイオフに進出、8月2日は準々決勝(4試合)、9日に準決勝(2試合)、16日には決勝戦と3位決定戦の2試合が行われ、ラジエーターズ(ラマニ監督)が強豪じゃんくす(宮崎監督)を10対1の大差で破り、2度目の優勝に輝きました。

表彰式では、先の大戦で尊い命を落とされた世界中の戦争犠牲者の御霊に哀悼の意を表し、参加者全員で黙祷を捧げました。感謝状は、よみタイム社と週刊NY生活に贈られました。
第3位はジョーカーズ、最優秀選手賞(MVP)はジョン・ザング選手。個人3賞は6名の選手が獲得、JAAスピリット賞には30年の功労賞として、個人では加藤脩治(大会委員長)氏と団体でニコニコ・チーム(連続出場)へ贈られました。
在ニューヨーク日本国総領事館からは、大使代理として宮川学首席領事が出席、30周年記念大会を祝し、選手や関係者へ労いの言葉を頂戴しました。当日は、青柳芳克領事部長、金重由紀さん、宮川領事夫人がお手伝いくださいました。ゲーリー森脇名誉会長(JAA)が、以前、今回の優勝チームラジエーターに在籍していた事のスピーチには驚きました。スキポーツ副会長やJAA事務局、大会役員の皆さんの応援により、大会が無事に成功致しました。ありがとうございました。
加藤脩治(JAAスポーツ委員会委員長)


第6回ジャパニーズ・ヘリテージ・デー
@ヤンキースタジアム


Photos by Mr. George Hirose

9月12日午後1時からヤンキースタジアムで初めてのジャパニーズ・ヘリテージ・デーが開催されました。試合はニューヨーク・ヤンキース対トロント・ブルー・ジェイズ。試合前グリークラブが米国の国家を斉唱しました。
スタジアム内では、小林利子さん指導の下the Eun Hong Family も参加、折り紙コーナーが設置され、多くの人々が立ち寄り、折り紙を楽しみました。スーザン大沼会長がアレンジして、ジョージ広瀬さん、金重由紀さん、篠原史仁さんがボランティアをしました。


FOOD Bank(Community Food Resource Center)
でボランティア

Photos by Susan Hamaker

9月11日、9.11のこの日、ニューヨークの日本人コミュニティーはFOOD Bankでシニアやファミリーへの食事の準備から配膳、必要物品の配布などのボランティアをしました。このボランティア活動は東日本大震災で支援を受けたお礼として、先の草賀大使の発案とスキ・ポーツのアドバイスで始まりました。
領事館の金重由紀さんの呼びかけに、領事館、JAA、JASSI、JAJA、JACLの会員が応援に駆け付けました。
スキ・ポーツ、ゲーリー森脇、金重由紀、青柳芳克(領事館)、石井良実 (領事館)、阿部由美子、、スーザン・ハマカー、服部利枝、ハンター今日子、ダニエル・イノウエ、望月良子、中野ケンジ、清水広子、鈴木奈美恵、タミオ・スピーゲル、滝口ヒデキ、ダナ・津布良、津山恵子(敬称略)さんらが参加しました。お疲れ様でした!


おめでとう
ございます!


スーザン・大沼JAA会長(弁護士)と会員八木秀峰T.I.C.社長(実業家 酒蔵、蕎麦屋など経営)は2015年度、優秀なベスト50アジア系アメリカ人としてビジネス賞を6月18日、Cipriani Wall Street で受賞しました。八木氏については「日系人の顔」をご覧ください。[(左から)大沼氏、八木氏、Ms. Campbell ]

ジュリー・アズマ副会長は、自閉症児のための学習製品を販売する「Different Roads to Learning」の創設者・社長であり、アジア人女性実業家の会委員長やJapanese American and Japanese in Americanの会長を務め、広く社会に貢献していることにたいして、髙橋礼一郎大使から、2015年度在外公館長賞を10月2日、大使公邸で受賞しました。[写真:アズマ氏(左)と髙橋大使 Photo by Masao Katagami]

NY州医療保険
Affordable Care ACT オバマケアー
日本語ナビゲーター@JAA
関久美子さんと原貴子さん
TEL: 646-892-7792

JAAは9月からCACF(Coalition for Asian American Children & Families)と共催して、日本語を話すナビゲーターをJAAに置くことになりました。関久美子さん(写真右)と原貴子さんはNY州医療保険への登録を支援するための特別な訓練を受けた相談員です。相談のある方は、直接646-892-7792にお電話下さい。今年の登録期間は2015年11月1日から2016年1月31日です。メディケイドやチャイルドヘルスプランの対象にならない所得の低い方対象のエッセンシャルプランができました。詳細はナビゲーターまで!


JAA女性実業家の会

●8月定例講演会:大江千里さんを迎えて

8月18日、ジャズピアニストの大江千里さんを迎えて、「47歳からのニューヨーク・ジャズ留学」と題して、講演会とミニコンサートを開催。
講演会は、ジャーナリストの津山恵子さんが司会を務め、NYのジャズシーンに触れ原点に帰ることを決意し、「人生は一度しか無い。ジャズをもっとやってみたい」と渡米、ニュースクールのジャズ科に入学、今では、ポップス出身で、ジャズを学んだ自分にしか出来ない音楽を追究して行きたいと話していました。ミニライブでは、「ずいずいずっころばし」をアレンジした曲など3曲を披露しました。120人の参加者は、ユーモアに溢れる軽妙なトークとライブをたっぷりと堪能しました。
大江千里さんは、今年のJAA108周年記念晩餐会のゲストアーティストです。

●9月定例講演会:ランプキン女史を迎えて

9月14日、同時通訳・ランプキン女史を迎え「日米の言葉の壁を乗り越えて、伝える難しさとその極意」 と題して、講演会を開催しました。同時通訳・会議通訳者、ランプキン朋子さんの講演会には、100人以上が参加しました。
朋子さんは、大阪外国語大学を卒業後、ハワイ大学に留学し81年に修士課程を終了。米国で結婚し、たまたま請け負った通訳の仕事が発端で通訳者になったと話していました。学生時代に膨大な量の英語の読み書きをこなしたことで、英語をより深く理解出来る様になり、 現在では、天皇陛下とオバマ大統領の会談で通訳など、国家レベルの重要な通訳を行っています。
講演会では、同時通訳者は日本語と英語の言葉の大切さを深く考えつつ、文化も思想も異なる国家や企業間で、会談者の公正かつ真意を伝えることが大切であると話しました。聴講していた朋子さんの息子さんを交えて、通訳を実演。司会者による日本語での質問を、朋子さんが英語で息子に伝え、彼からの英語での返答を、皆に日本語に訳して伝える…というもの。息子から母への感謝や賛辞のコメントを通訳する際には、「こんなに緊張して、ちょっと恥ずかしい通訳は、初めてです」と照れながら感想を語っていました。母であり働く女性である朋子さんに、参加者の多くが共感しました。


Donations

We thank the following organizations and individuals for their generous support!(As of 9/30/15)


髙橋規社長(左から3人目)と受賞者たち

デルタ航空の山崎マネージャー(左)と受賞者

(左から)大沼JAA会長、シニア会幹事の上村氏、石田氏、田原氏、加賀氏、ANAの大津セールス・ディレクター、くぬぎANA支配人

○米国三井物産財団から総額2万8000ドルの寄付
JAA-Mitsui USA Foundation 奨学金 $5,000x 3人
敬老会、アップルキッズなどの活動に$10,000
高齢者問題協議会に$3,000

○デルタ航空から2万ドルの寄付
JAA-Delta Air Lines Scholarship $5,000
コミュニケーションプログラムに$15,000

○木田繁男氏からJAAの活動に1万ドルの寄付

○ANA ニューヨークシニア会から寄付
6月に開催された「第15回ANAシニア会チャリティーゴルフ大会」の収益金総額$4,000が高齢者問題協議会に寄付されました。

To: JAA Committee on Aging Issues/高齢者問題協議会
ANA New York Senior-Kai$4,000.00
Mitsui U.S.A. Foundation$3,000.00
JAMSNET$3,500.00
NY Japanese-American Lions Club$1,000.00

Report from JAA membership Committee
JAA Corporate members:

Brother International Corporation, Delta Air Lines, Inc., Fujisankei Communications International, Inc.,
Isabella Geriatric Center, Inc., Ito En (North America), Inc., Kawasaki Heavy Industries (U.S.A.), Inc.,
Mitsubishi Gas Chemical America, Inc.,
Mitsui USA Foundation, Morgan, Lewis and Bockius LLP,
NHK Cosmomedia America, Inc., NTT America, Inc.,
Orient Corporation of America, ORIX USA Corporation, Pasona NA, Inc., Sojitz Corporation of America,
Sony Corporation of America, Tokio Marine Management, Inc.

Individual members:
Platinum $2,000

Robert Emy, Masaki Shimomura, Bon Yagi

Gold $1,000
Chieko Inagaki, Keiko Ishida, Takami Kaneko,Toshio Kiso, Tsuneko Mitsunaka,
Hiroko Onoyama, Noboru Sato

Silver $500
Yuzuru Anzai, Roy Ashikari, Kazuhisa Enokida, Kumiko Hasegawa, Shunichi Homma, Makoto Iwahara, Ryoko Mochizuki,Gary S. Moriwaki, Toru Okamoto, Kozo Osaki, Joe Oshima, Fusako Ota,
Motoatsu Sakurai, Tamiko Sato, Jeanette Takamura, Katsuo Takeda, Raymond Taylor, Kumiko Yoshii

Supporting $300
Eiko Aono, Reiko Asanuma, Julie Azuma, Shizuka Bernstein, Michiko Crampe, Kiyoshi Egawa,
Tetsuya Fujita, Susan Hamaker, Tomoko Hanway, Judith Hata, Keiichiro Hayashi, Hitoe Hayashida,
Kayoko Hirota, Riki Ito, Mary Ito, Yusuke Iwasaki, Taneko Kameda, Shizuko Kato, Takayoshi Kato,
Keiko Kato, Tokuo Kawamoto, Teresa Kiso, Chizuko Korn, Yoko Makino, Kuni Mikami,
Tatsuji Namba, Masaki Noda, Michiyo Noda, Susan J. Onuma, Kamal Ramani, Yoko Sasaki, Koji Sato,
Tazuko Shibusawa, Matsuko Shibuya, Shigeji Shimada, Mieko Tahara, Nozomi Terao,
Ayako Uchiyama, Yoko Yamamoto, Robert Yanagisawa

The22nd JAA Charity Golf Tournament
ALL NIPPON AIRWAYS, ANA, ANA Senior Kai,
Arysta LifeScience America Inc., Azusa Japanese Restaurant, Brother International,
Castle Hotel and Spa,Caddie’s Corner Golf, Inc., Canaletto Restaurant, Crystal Springs Resort,
Daiei Trading Co., East 53 St. Chiropractic Center, Egawa International, Fujita, Tetsuya,
Furumoto Realty, Hajime Restaurant, Hatsuhana Restaurant,
Haworth Country Club, IACE Travel, Chieko Inagaki, Ito En (North America), KK Technology,
Kirin Brewery of America, Kitano New York, Land of Plenty Chinese Restaurant,
Momotaro Beauty Salon, Milbon USA, MINGLE NY SALON, Nippan Daido USA, Nishimoto Trading,
NRS Logistics Inc., Orient Corp. of America, Prince Park Tower Hotel Tokyo,
Ryuji Funakoshi Hair Salon, Sakura Shoji, Salon Wave, Sapporo Beer USA, Shizuka New York,
SOBA TOTTO / Aburiya KinnoSuke, Sushi-Den, Sushi of Gari, Sushi Tsushima, Takaokaya ,
Tao Consultants,T.I.C. Inc. (Hasaki & Sobaya), Tokyu Hotels, Trend Pot NY (Japion) ,
Windels Marx Lane & Mittendrof, LLP, Wismettac Asian Foods, Tatsuya Yamamoto, Yomitime Inc.


■7月の敬老会
●9日「七夕敬老会」

阿部由美子さんが寄付された笹に願い事を書いた色とりどりの短冊を飾り、ボランティアの心のこもったランチ「しょうが焼き丼、野菜サラダ、おみそ汁、アイスクリーム」や、三上クニさんのジャズピアノ演奏とトーク、そしてIwaki Bandの演奏でカラオケ等を楽しみました。参加者・ボランティア、ランチデリバリー合わせて120人。


三上クニさんのジャズピアノ

●23日「土用の丑の日敬老会」
メニューは人気メニューの「うなぎの蒲焼、きゅうりとわかめの酢の物、厚焼き玉子、清まし汁、わらび餅」。イザベラのフラダンスグループが日頃の練習の成果を披露しました。そして、お誕生会、Iwaki バンドの演奏で、懐かしい歌などのカラオケを楽しみました。参加者・ボランティア、ランチデリバリー160人、午前中はヘレン・イリエ弁護士と滝川玲子弁護士が遺言などの無料法律相談がありました。


イザベラフラダンスの皆さん

7月お誕生日の皆様

■9月の敬老会
●17日大敬老会(シニアウイークの一環として)

参加者は、ボランティアの心つくしのお祝いのお弁当に舌鼓を打ちました。8月&9月のお誕生会の後、Mrs. Lilli Ann Liellさんが書いた母親Tamie Liell のストーリー「Grasshoppers, Ants and Bombs Tamie’s War」がリリーさんから紹介されました。母親の戦争体験が綴られ、米国に来るまでが書かれています。ご希望の方はJAAまでご連絡ください。Iwaki Bandと熱唱カラオケを楽しみ、そして、日本から訪米中の三遊亭竜楽師匠の落語を楽しみました。160人が参加しました。
午後2時からは座談会「安心した老後を過ごすためのサバイバル方法 :スーザン大沼弁護士による重要書類の仕分け方やヘルスケア・プロキシー、パワーオブアトニ―の役割と重要性」には多くの方が参加され、真剣に聞いていました。


三遊亭竜楽師匠の落語

8月&9月お誕生日の皆様

ジョージ堀重さんが7月28日に心不全のためMontefiore病院で亡くなりました。享年87歳。
1927年シアトル生まれ。日本で小学校時代を過ごし、再びシアトルに帰り、開戦となり、ワイオミングのキャンプに収容されました。朝鮮戦争に従軍。除隊後、ニューヨークに移り、キッコーマンUSAで、東海岸地区での醤油の販売促進に努め、日本食ブームの火付け役となりました。1994年に引退。JAAには1984年入会、88年から理事、94年から副会長を務めました。JAAのレセプションデスクでボランティアをしていた堀重さんを思い出す方も多いと思います。仏教会や日系ライオンズクラブの活動にも熱心で、ライオンズクラブでは、1998年から2年間、会長を務めました。長年に渡り、妻である一戸小枝子さんのダンスカンパニーを支えてきました。
10月11日のNY仏教会でのメモリアルサービスは、小枝子夫人の参列のもと行なわれました。
ご冥福をお祈りいたします。


Vol.74

イーストヴィッレジから起業、
コミュニティーへ貢献
TICグループ代表 八木 秀峰(67歳)

1948年、茨城県波崎町に5人兄弟の4人目として誕生。中学卒業後、少年自衛隊を経て、銚子高校を卒業した。在日米軍の運転手をして資金を集め、20歳で渡米、米国横断の旅に出た。その後、ヨーロッパでヒッチハイクし、ドイツを経てインドに向かい、無一文になって日本に帰国。アクセサリー露天商となって稼ぎ、27歳で再渡米する。ニューヨークでレストラン向けに青果卸業を始め、数年で10人の従業員を雇う会社に成長した。1980年代からはレストラン経営に事業を拡張、閑散として荒れ果てた当時のイーストビレッジにレストランを開き、新進のアーティスト達が足を運ぶ話題の店となる。現在は「波崎」を始め「しゃぶ辰」「酒蔵」「蕎麦屋」など多くのレストランを経営、2014年、日本食文化の代表でもある「米」を更に浸透させるために、亡き父の名前のライスバーガー「米吉」を開店。若者にもっと米を食べて欲しいという願いから新たな野望にチャレンジしている。「日本で忘れ去られつつある素材や伝統的な食の供し方、食し方をニューヨークで守りたい」と語る。
「われわれがあるのは、先輩たちの努力があってのこと」と、ニューヨークの日系高齢者を自社のレストランに招待したり、JAAなどのファンド・レイジングには積極的に参加して、日系コミュニティーへの支援活動も続けている。
東日本大震災の時にはレストラングループをリードして、募金活動を展開、JAA東日本大震災救援基金には会社として、3万ドルの寄付をした。
イーストビレッジでの祭り開催やthe Gohan Society に参加して、日本食や日本文化の促進に努めている。
今年、優勝な経営者や個人事業主を対象にした優秀なベスト50ビジネス賞に選ばれた。