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東日本大震災から2年 本間俊一先生からの報告 [パート1] JAA理事、米国医師会理事(前会長)、JAMSNET会長 メンタル・ヘルス支援を通して
この度の被災地東北を米国医師会(通称医師会・JMSA)を代表して訪問しました。 二つ目のプログラムは、津波で町が壊滅した岩手県大槌町における鈴木満先生をリーダーとする外来診療です。NPO団体を設立し、スタッフとオフィスは確保しましたが、町の公共サービスが崩壊している為に進行具合は相馬市より遅れています。直接、訪れることが難しい遠隔地へは電話などによる診療を試みています。また、災害時においての精神科医の対処方法に関する英語文献の翻訳も進めています。基金終了後の維持方法、スタッフの士気や体力的、精神的消耗を防ぐ対策などを話し合いました。 加えてJAMSNETのバーンズ静子さんを中心に福島県内の児童を対象に、子供達のストレスを緩和する為の活動も始めています。私の訪問期間中に、このJAMSNETの児童の為のプログラムを、現在、基金を受けている成人用のプログラムと共同させることが出来ないかを検討しました。 次回は震災支援活動の中のヘルス・ヘア全体の取り組みについて報告いたします。 |
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ハリケーン・サンディー救援基金
現在までに$36.156.00集まりました。
Asian Americans for Equalityは法的被災者の手続きを支援しています。New York Careは被災地に緊急支援とその後のボランティア活動を支援しています。ニューーヨークの日本人が参加している「ともだち作戦in New York」の支援をしています。 |
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第43回JAA奨学金・第7回本庄奨学金 |
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6月6日、市内ハーバード・クラブで「第43回JAA奨学金および第7回本庄奨学金授与晩餐会」を開催しました。 晩餐会には在ニューヨーク日本国総領事廣木重之大使、河相光彦米国三井物産社長、伊藤園 本庄洋介伊藤園ノースアメリカ社長、櫻井本篤ジャパンソサエティー理事長、水原秀元米国三菱商事社長、青山伸北米トヨタモーターズ副社長、平子裕志ANA北米総支配人支店長をはじめ、US-JAPAN COUNCIL イレン・ヒラノ・イノウエ会長(故ダニエル・イノウエ上院議員夫人)、西宮幸子故西宮伸一大使夫人、前回のキーノートスピーカー キヨ・マツモト判事、授与者や受賞者とその家族、JAA会員ら132人が出席。盛大な晩餐会となりました。 43回目を迎えた今年、新たに故西宮伸一大使の功績を讃え「西宮伸一大使賞」を創設、西宮幸子夫人がプレゼンターとして出席されました。 晩餐会は村瀬委員長のユーモア溢れる司会進行で始められ、ゲーリー森脇会長が挨拶、続いて廣木大使は「日系社会の素晴らしい諸先輩を見習い、リーダーとして将来の日系社会を築いていって欲しい」と受賞者にエールを送った。 キーノート・スピーカーとして迎えた米日財団理事長ジョージ・パッカード氏は、戦前から日米間に起こった歴史的事実を通して国家間の対外交渉の重要性を訴え「日系社会のリーダーとなるべく、コミュニティー発展と日米関係の向上に努めてほしい」と激励した。その後和やかに歓談した食事を楽しみました。 続いて村瀬委員長が「JAA奨学金」の各受賞者を発表。受賞した高校生には総額5万7000ドルと2枚の全日空日本往復航空券が授与されされました。 「本庄奨学金」はスーザン大沼日系人会名誉会長がプレゼンターを務め、総額240万円が大学院生らに授与されました。 受賞者を代表して「西宮伸一大使賞」を受賞した安西功アレッサンドロさんが挨拶。イタリア系アメリカ人の母と日本人の父を両親に持つ安西さんは「日本人の血を受け継ぐ者としての誇りを持って、これからも頑張って行きたい」と力強くスピーチしました。 今年の申込者は過去最多の38人。今まで400人以上の受賞者がいろいろなかたちでコミュニティーに貢献しています。会員の方で、受賞者のその後をご存知の方は、事務局へご連絡下さい。一度同窓会を企画したいと思っております。
■晩餐会を、ご支援くださいました方々は以下の通りです。 Silver Sponsor: ■今年のJAA奨学金制度委員会 ■43rd JAA Scholarship 第43回JAA奨学金受賞者 (for graduating high school students) 2.Bingham McCutchen Murase Scholarshipビンガム・マッカチェン・ムラセ賞 3.Mitsui USA Foundation Scholarship 三井USA基金賞($5,000) 4.Mitsui USA Foundation Scholarship 三井USA基金賞($5,000) 5.Mitsui USA Foundation Scholarship 三井USA基金賞($5,000) 6.Dr. Soji Tomikawa Scholarship 富川宗次博士賞($5,000) 7.Dr. Soji Tomikawa Scholarship 富川宗次博士賞($5,000) 8.Orient Corp. of America Scholarship 米国オリエントコーポ賞($3,500) 9.Miyoko & John Davey Scholarship ミヨコ&ジョン・デイヴィ賞 ($3,000) 10.Hartman-Sakazume Scholarship ハートマン・サカズメ賞($3,000) 11.Toyota Motor North America Scholarship トヨタモーター・ノースアメリカ賞($3,000) 12.TV Japan Scholarship TV ジャパン賞 ($2,500)
7th JAA-Honjo Scholarship Awards 第7回本庄奨学金受賞者(for graduate students) Daiyu Suzuki (¥600,000) 鈴木大裕 Noriaki Hoshino (¥600,000) 星名統明 Hayang “Yumi” Kim (¥400,000) Ariel Acosta (¥400,000) Kristopher Reeves (¥400,000)
■ジョージ・パッカード氏のスピーチ内容は www.jaany.org/generalscholarship.html に掲載しています。 Honorable George R. Packard
George R. Packard has been President of the United States-Japan Foundation since July 1998. A private and independent grant-making organization with $83 million in assets, the Foundation is committed to promoting stronger ties between the US and Japan through greater mutual knowledge and understanding, to increasing broad awareness of important public policy issues, and to addressing common concerns in the Asia-Pacific region. He is also Adjunct Professor of Political Science at Columbia University. Dr. Packard is also Chairman of the Advisory Board at the Weatherhead East Asian Institute at Columbia University. |
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ニューヨークで活躍する日本人・日系人美術家展覧会2013 新人4人を含む33人が出展
今年で18回目となる「ニューヨークで活躍する日本人・日系人美術展」を、5月2日から10日までJAAホールで開催しました。 5月2日のオープニング・レセプションには、在ニューヨーク総領事廣木重之大使、ゲーリ森脇JAA会長、櫻井本篤ジャパンソサエティー理事長ご夫妻、及び、出展作家など約150人が参加しました。 作家:青野セクウォイア、フランシス真悟、浜中卓治、日影眩、廣瀬ジョージ、市村しげの、飯塚国雄、 力作が展示販売されました。展覧会期間中の5月9日(木)ティータイムコンサート&トークは紅野俊彦チェリスト企画「ヌオヴァ・ヴィルテュオージ三重奏」と中川直人画伯が画伯が始めた「希望 1000人ポートレート」で被災地支援についての講演を行ないました。中川画伯は参加者の似顔絵を描いて1000ドルの募金を集めました。 バウマン久美子、CAROL GONZALES、河村靖子、森本マリ、七原肇、櫻井信子、佐々木洋子、斉藤やよい、渋谷まつ子各氏がお買い上げ下さいました。売り上げの50%がJAAへの寄付となりました。心から御礼申し上げます。 後援:在ニューヨーク日本国総領事館、ニューヨーク日本商工会議所、日本クラブ、週刊NY生活、よみタイム |
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ジャパン・デー@セントラルパーク 書道コーナー大盛況! |
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5月12日の母の日に、今年で7回目となる「ジャパンデー@セントラルパーク」が、バンドシェルで開催されました。今年もJAAは書道コーナーを担当しました。ブースの周りには長い列が出来、約2000人の方に書道体験や短冊に名前を書きました。
ボランティはJAA書道教室の文化書道高等師範の大坪フサ子先生を筆頭に、李智子、石塚由里、大橋房江、田中英子、富沢完二、清水弘子、上原理恵子、山口千鶴子、今泉敦子、原ヤスコ、誘導係り野田美知代、斉藤照枝、鈴木奈美恵、加藤脩冶、小久保千秋とCiti Bank、KPMGの皆様、短冊作りは桜沢東子の皆さんでした。ボランティアの皆さん、ありがとうございました。 |
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メモリアルデー日本人墓地墓参会 宗派を越え、先人敬う 晴天のすがすがしい新緑の中、5月27日のメモリアル・デーに、クイーンズ地区マウント・オリヴェット墓地内日本人墓地で戦前から今年で101年目の墓参会が開催されました。今年も、JAA会員、岩手県人会、ライオンズクラブの皆さんが掃除をして、育英学園の児童が作成した日米の国旗が先達の墓前に飾られました。竹田勝男副会長の司会で、ジャスキュラ・ショーボーNY仏教会副住職等の読経が流れる中、参列者全員による献花が行なわれました。献花の後、ジャスキューラ副住職、日米合同教会吉松純牧師のサービス、廣木重之在NY総領事、内野康之ニューヨーク日本人学校校長と岡本徹育英学園園長が「メモリアル・デーに先駆者や第2次世界大戦で敢に戦い戦死した先輩たちの冥福と先達が心を砕き築いた日米関係を引き継いでいきましょう」と挨拶。吉松純牧師は、仏教とキリスト教が一緒にサービスを行なうことはありえないのに、この日本人墓地で宗派を超えて、先人の冥福を祈り感謝することは大切なことであるので続けて行きたいと話しました。 また、内野康之NY日本人学校校長は、大岡信著の「北米万葉集:日系人たちの望郷の歌」を引用して、収容所の中で、祖国日本への望郷の念と、二世の息子たちのアメリカへの忠誠を誓い銃をとることへの気持ちを歌にした日系移民の苦労が、今日の私たちを支えているのだと話されました。 参列者でアメイジング・グレイスを合唱。第2次大戦で参戦したカズ・ヤマグチさん(MIS部隊)、ベトナム戦争に参戦したスタン・カンザキさんも参列しました。 今年も、日系人、仏教会、日米合同教会、在ニューヨーク日本国総領事館、日本クラブ、ニューヨーク日本商工会議所、日系ライオンズ・クラブから花輪が供えられました。 |
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JAA外務大臣杯軟式野球大会 予選リーグ経過 5月5日の開幕戦から、リーグ戦72試合中、既に38試合が消化されました。今シーズンは雨に祟られた日が多く、リーグ戦を7月末日までに終えるのが難しい状況ですが大変厳しい日程の中で熱戦が繰り広げられております。セントラルパークのウエスト100丁目にある「#3フィールド」では、毎日曜日、早朝8時から正午まで2試合、ランドロールズ球場では、毎日曜日、早朝7時から6試合が開催されています。 現在までの成績は、昨年度優勝チームのジャンクスがAブロックで同率2位(ラジエターズ)の位置をキープ。更に過去最多優勝記録を誇るジョーカーズ(4勝1敗)が3位と続いています。 Bブロックは無敗のビーズ(5勝0敗)を筆頭に、オレガが(4勝1敗)、そして3位にバットメンの順です。応援してください。 詳細はブログをご覧下さい。www.jaabaseball.blogspot.com |
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第7回シニア・ウイーク 9月13日から開催予定 第7回シニア・ウイークをJAA高齢者問題協議会とJAMSNET共催、総領事館後援で9月13日から9月29日まで開催予定です。安心した老後を迎えるための在宅介護サービス、在宅介護者の養成、施設訪問、健康医療、老後の余暇の過ごし方、メディケア・メディケイド、日米の年金、法律(遺言、ヘルスプロキシー)、税金(相続税、出国税)、ファイナンシアルプラニングへのアドバイスなどや、子供のための企画など、子供から大人まで、全ての年齢を対象にしていますので、ご協力お願い致します。 |
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JAA女性実業家の会:定例会 5月13日 定例会
講師にミキハウス・アメリカズ社竹田欣克社長とワコール・スポーツサイエンスの山口浩史副社長を迎えて、「アメリカ人のハートを掴め!ジャパン・ブランド販売最前線」について、若きリーダーが熱く語りました。 6月10日 定例会
ニューヨークNHK総局特派員の榎原美樹氏を迎えて、「私とアメリカ:アメリカがくれたチカラ」と題して、高校生でアメリカに留学してから、現在に至るまで、いかにアメリカが今のジャーナリストとしての自分の力になっているかを話しました。 |
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JAAアップルキッズ
■6月5日(水)「親子で歯の教室」JAAホールにおいて、海外邦人クリニックのRobert Limb先生指導で36組の親子が先生のお話しやスライド等で歯の磨き方や、正しいケアの仕方を学びました。
■6月15日(土)JAAアップルキッズとNY公立校を知る会共催の「NY市の公立中学進学の方法と体験談」NY市公立の幼稚園、小学校の選び方にも通じる、中学進学のシステムについてのお話しと既に中学校進学をさせた親の体験談のお話しがありました。NY市、特にマンハッタンでの中学校進学についての質問が多く出ました。中学校選択に関する情報がなかなか入手しづらいこともあり、予定していた質疑応答の時間を大幅にオーバー。20名以上の方が最後まで熱心に体験談に耳を傾けていました。(竹永記) |
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■敬老会 ●6月13日:冷やし中華と塩むすび、アイスクリーム、訪米中の歌手荒井祥子さんの歌謡コンサートとK. Iwaki Bandのカラオケを楽しみました。雨が多く、天候不順で参加者も65人でした。デリバリーは30個でした。 ●6月27日:豚肉の生姜焼き丼、もやしとかにかまの酢の物、清まし汁とコーヒーゼリー、JAAコーラスの美しい歌声とK. Iwaki Bandの演奏でカラオケを楽しみました。 |
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7月26日(金)ジャムズネット東京 第2回講演会「海外に渡航・在住する邦人高齢者が抱える問題―旅行者・長期滞在者・永住者が安全・安心に暮らすためにー」のパネラーとして高齢者問題協議会が参加します。2006年の高齢者問題協議会が行なった「高齢者問題への意識調査」からその後のシニア・ウイークや高齢者施設訪問、認知症サポーター養成について話します。 |
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下村誠一先生が4月28日フォートリーの自宅にて永眠されました。享年92歳。ご冥福をお祈り致します。 先生は35年間にわたり、セント・ディーク病院にて心臓内科の医師として勤務。 1992年退職、JAAの副会長としてJAA Newsの編集や無料医療健康相談を行い、イザベラ高齢者施設のボードメンバーとなり、JAAとイザベラの関係向上に努めました。温厚な真面目な性格から広くいろいろな方から親しまれていました。 先生は、1921年シアトルに生まれ、14歳で帰国、岡山医科大学進学、日本の海軍衛生学校を経て、海軍病院に勤務中、終戦を迎えました。戦後、ガリオア奨学金でコーネール大学で学び、米国医師の免許収得。一時、広島原爆病院勤務。米国医師会会長などを歴任、1993年春勲四等旭日小綬受賞。遺族はアリス夫人と子息マヒュー氏。 5月25日JAAホールにて80人の家族友人が集まり、追悼会が行なわれました。JAAから、木曽敏夫JAA顧問が代表して、追悼の言葉を述べました。 |
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稲垣茂元会長の7回忌偲ぶ会
稲垣茂元会長(会長任期1991-1995)は2007年4月28日に死去、享年87歳でした。今年7回忌を迎えました。6月1日、千枝子夫人や長女佐知子さん、次男の隆さんらご家族友人、JAA関係者100人近くが集まり、偲ぶ会を行いました。友人でもありますリンゼイ芥川笑子JAA理事の司会で偲ぶ会は進められ、JAA代表として木曽敏夫顧問が挨拶、サクラについては岩崎雄亮副会長が、チャリティーゴルフ大会については大坪賢次氏が、ソニーでの思い出は小野山弘子JAA理事がそれぞれお話ししました。アップステートから届けられた満開の桜の花が飾られ、稲垣氏の大好きであった王将を浅沼理香子さんのピアノと多治比純子さんのバイオリンで演奏されると多くの方が目頭を押さえていました。稲垣元会長はみんなに親しまれ、JAA新会館を設立し、フラッシング・メドー・コロナパークに21世紀の桜の園を造り、毎年桜祭り開催など、現JAAの発展に大きく寄与しました。 |
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Thank you very much for your support of JAA ! 寄付 / Donation(5/1/2013- 6/15/2013)
To Sakura Matsuri
To General Account 一般会計
To JAA Committee on Aging Issues 高齢者問題協議会
Report from Membership Committee As 6/20, 2013
Individual: To 43 JAA Scholarship
Donors to Ambassador Shinichi Nishimiya Scholarship Fund |
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